Scintillation

千秋楽です。
席は１階７列（実質４列目）センターブロック。
この辺りの列から段差があるので、結構見易い席でした。

ジュリエット役は３日ソワレと同じくカンディス・パリーズ。
ジョイは３日のマチネ終了後にフランスへ帰ってしまったようです。
千秋楽まで居てほしかった…。

千秋楽は所々演出を変えてありました。
覚えている箇所を羅列すると

・La haineでティボルトとモンタギューの女性の振りが逆。
・Le bal の前にいつもは出てこないロレンス神父が登場。
・Le bal でキャピュレット家の舞踏会にモンタギュー夫人・大公・ロレンス神父が参加。
・C'est pas ma fauteで通常はダンサーが倒れたあと静止しているのに、次々と
　立ち上がってゾンビの様にティボルトに迫る。
・Les Beaux, Les Laidsで乳母がお酒を飲む。
・Et voilà qu'elle aimeでキャピュレット夫人が通常は鏡や爪を眺めているシーン
　でこの日はキャピュレット家の男性にメイクをしてもらってる。
・Aimerのバックでは通常４組のモンタギュー家とキャピュレット家の男女が抱き合ったり
　見つめ合ったりキスしていたりと凄く綺麗なシーンなのですが、何故かその内の１組が
　男同士せっかくの良いシーンで笑いそうに。

リピーターには突っ込みどころ満載の１幕でした。
シリアスな２幕はどうなるのかと少し心配でしたが、２幕で気づいた所は
ロミオへ手紙を持って行く使いの者が通常下手に捌ける所を上手に捌けた
ぐらいでした。
そう言えば、Les Beaux, Les Laidsの途中でジョンが下手に行ってハンドマイクを
受け取って歌っていたのですが、マイクトラブルでもあったのかな。

仏版ロミオ＆ジュリエットはとにかくパワフルで格好良い舞台でした。
また絶対に来日して欲しいです。
チケットの売れ行きがあまり良くなかったようで、こちらとしては良席が手に入って
有り難かったのですが、せっかくの良い舞台が勿体無いな…と思います。

せっかく大阪まで来たんだし…ということで千秋楽の日に入り待ちをしました。
キャストの皆さんはファンの方々と気さくに話をしていらっしゃいました。
羨ましい…。私はフランス語も英語も出来ないので…
話は出来なかったけど、シリルと握手して貰ってジョンと一緒に写真を撮ってもらいました
シリルはとっても優しげな雰囲気で格好良かったです。
ジョン演じるマキューシオがとても好きなので一緒に写真を撮れて嬉しかった

公式よりアコースティックバージョン
　

　

　

素晴らしいです。日本に来てくれて本当にありがとう