Scintillation

レ・ミゼラブルのプレビュー公演を観劇しました。
久しぶりの帝国劇場。
席は1階Ｅ列センター。

キャスト
ジャン・バルジャン：吉原光夫
ジャベール：川口竜也
エポニーヌ：平野綾
ファンテーヌ：里アンナ
コゼット：青山郁代
マリウス：山崎育三郎
テナルディエ：駒田一
マダム・テナルディエ：浦嶋りんこ
アンジョルラス：杉山有大

本来はバルジャンはキム・ジュンヒョンさんの予定でしたが、怪我で休演だそうで
前日にキャスト変更が発表されました。
キムさんは4/27まで韓国のアイーダに出演していて、レミゼのプレビューが4/23から
ですから、掛け持ち状態だったらしい。
舞台の掛け持ちなんてあまり聞いた事がないし、しかも日本の舞台と韓国の舞台の
掛け持ち。どうしてこんな事態になったんでしょうか…。


レミゼは今期から新演出に変わりました。旧演出に愛着はありますが、思ったよりも
すんなり新演出を受け入れられました。
セット・衣装は大幅に変更、歌詞も若干変更あり。
吉原バルジャンは旧演出時にも出演していましたが、たぶん今回初見。
歌も上手く、役にも良く合っていました。
ジャベールの川口さんとアンジョルラスの杉山さんもとても良かったです。
他キャストも概ね悪くなかったのですが、コゼットの役作りはどうなんでしょう？
まだ他のキャストで観ていないので、新演出でのコゼットはああいうキャラなのか、
青山さん独自の役作りなのかは不明ですが…。
いままで色々なキャストでコゼットを見ましたが特に不満を感じた事はなく、
今回ほど違和感を感じたことはありませんでした。
今後、他のキャストでも観てみたいと思います。
あと新演出で不満なのはガブローシュの死のシーン。盆を使用していないので
あれしか仕方ないのかもしれませんが…。

今年のレミゼは怪我による休演者が２人も出てしまいました。
しかも２人ともバルジャン役…。
3人もバルジャンにキャスティングされていたのに、現状吉原さん1人で演じることに
なり気の毒です。
キャストの出演日程変更も多く、開幕前からごたごた続きでした。
バルジャン役・ジャベール役はひととおり観たいと思っていましたが、いつキャスト
変更があるのかわからないし公演中止もありえるので、落ち着くまでしばらく
チケットは取れないです。次に観るのは6月か7月かな。