|
テーマ:ヨットを楽しもう♪(489)
カテゴリ:海にまつわる話し
斎藤さんはヨットによる単独無寄港世界一周の最高齢ギネス記録を持っている人だ。氏と共に世界を6周した50フィートヨット「酒呑童子2」は、縁有って横浜市民ヨットハーバーに舫を取っている。今日はこの一見気の良い71歳のおじいさんにしか見えない氏の講演会。ハーバーには大勢の人が詰めかけた。 実際、このクラブハウスにこれだけ大勢の人が来たのは、ボクが知る限りない。それだけみんな聞きに来たかったんだろう。 話は海外のヨット事情、子供たちと海との自然な関係、荒天帆走法、海洋国における世界一周レースの運営など多岐に渡った。 「60ノットの風に吹かれて、ベアポールで20ノットのスピードで走った。波高は20メートルくらいかな」なんて話を聞くと、セーラーは驚きを通り越して笑ってしまうものだと言うことに、この講演会で初めて知った。 講演会が終わった時には、たぶんどのオーナーさん達も世界一周する気分になっていたのでは無かろうか? ※60ノットの風 1ノットが秒速約0.5メートルなので、秒速30メートルの風ということになる。 まぁ、台風の中走っていると思えばイメージが湧くだろう。 ※ベアポール セールを全部降ろした状態のことをこういう。 ものすごく風が強い状態の時にしか使わない荒天帆走テクニック。 ※20ノットのスピード 秒速10メートル。時速35キロくらい。50フッターの平均的なクルージングヨットのスピードは8ノット前後なので、ベアポールでこのスピードが出るというのは猛烈なシチュエーションと言うことになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[海にまつわる話し] カテゴリの最新記事
|
|