カテゴリ:今日の子供達
今日は長女の卒園式でした。
お天気にも恵まれ、元気いっぱいの子供達、長年過ごした保育園を巣立っていきました。 卒園記念に製作した 織り物のリコーダーケースと、木工の時間に製作したおままごと用アイロンです。 これだけのものを作れるようになったなんて、母は感激して涙が止まりませんでした。 こちらは、私が水彩で描いた額に、園長先生から娘をイメージして作って下さった短歌を入れて贈って頂いたもの。 天使のよう あなたの笑顔 なごみます パッと明るく一輪の花 たくさんいる卒園児ひとりひとりに、その子の為の短歌を作って下さるなんて、ちゃんと見てくれていたんだな・・・と、とっても幸せな気持ちになりました。 今日までの娘のことを思い出してみました。 2980グラムで生まれた長女は、私の実家にとっては待望の初孫でした。 食の細い子で、どんなに工夫してもなかなか食べてくれなくて どうしたらたくさん食べてくれるようになるかを考え、彼女の離乳食を作り続けるだけで一日が終わる日もありました。 子育てには(今もそうですが)まったくの素人の私。 右も左も分からない。 どうして泣いているのかすら分からず、夜中抱っこしてあやしながら過ごした時もありました。 食が細かったせいか身体も弱く、毎月小児科の病院のお世話になっていたような記憶があります。 一日の大半を保育園で過ごすようになったのは、生後6ヶ月の頃からでした。 親戚や友人からは「一番可愛い時期なのに、もう少し一緒にいてあげたらいいのに」なんて言われながらの保育園通い。 最初は「ハイハイもできない時期から保育園に預けるなんて、可哀想なのかな・・・」と思っていたのですが、先生方の平等の愛と、全部手作りの美味しく安全な食事に育まれて、日に日に成長していく姿は頼もしい限りでした。 縦割り保育を実践しているせいか、自分よりも年上の子供達と折り合う方法や、年下の子供達をいたわる優しい気持ちが芽生えてきたのは2歳頃から。 まだヨチヨチ歩きの娘が、ハイハイしているお友達をナデナデしたり、優しくキスをしたりしている姿は、何とも愛おしかった。 弟達が生まれたのは、彼女が4歳の時。 それまで「ひとりっこ」だったし、実家に行けば「たったひとりの孫」。 皆の愛情を常に独り占めしてきた娘。 新しく出現した強力なライバルである小さい赤ちゃんにやきもちを焼き、4歳なのに赤ちゃん返りして大変でした。 それでもある時期を過ぎたら、「私には弟ができたんだね。私はお姉さんになったんだね」と納得してくれたのか、急に落ち着いて穏やかに弟と接することができるようになりました。 毎日の先生からの連絡ノートからは、たっぷりの愛情をもらい、自由に伸び伸びと遊んでいる様子が手に取るように伝わってきました。 過ぎてしまった6年は、その時その瞬間は必死で過ぎてしまったけれど、振り返るとあっという間だったな。 4月からは小学生になり、益々世界が広がる。 真綿に包まれ守られていた環境から巣立ち、これからは自力で頑張らなくちゃいけないけれど、この先にあるこの子の輝く未来を思うと、出来る限りのサポートをしてあげたいと決意を新たにする次第です。 卒園おめでとう。そして私達のところに生まれてきてくれてありがとう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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