カテゴリ:本・マンガ・映画のこと
今日は、只今愛媛県美術館で開催している「印象派と西洋絵画の巨匠展」に行ってきました。
ミレーやモネ、ルノワールといった印象派の画家の作品ばかりなのかと思っていたら、マグリットやエルンストのようなシュールレアリスムだった人の作品までありました。現代美術、ウォーホールのもありました。 わたしはマグリットが好きなのですが、今まで彼の作品の実物は一度もこの目で見たことがありませんでした。 だから、その作品を見つけるや否や、「うわららぁああ?!!マ、マグリットー!!!」と、一見見ても分からないように、つまり心の中で叫びました。 いや、たくさんの人が鑑賞してるし、奇声を発したら迷惑かかるわ警備員さんに撤退させられるわで大変になるかもしれないし。 まさか、こんな時にマグリットの絵を見ることができるとは想像もしておりませんでした。 しかし・・・・・・マグリットの絵は、思った以上に図版そのものって感じやったね。 いや、図版の印刷も完璧ではないから、微妙な色合いは違うのでしょう。しかし、その違いがあっても、影響はあまり無い感じでした。 本物を見る、ということも大切だと思います。が、私はそういう機会に乏しい人間で、本物が持っている、コピーとは何か違うものを読み取る力は少ないのかもしれません。だからマグリットの絵を見たときに図版との違いを大きく感じなかったのかも。本物って何だろうという思考に傾いていきそうですが、まあとにかく、なんというか、本物を見る機会を、少しでも持てればと思います。それを見ることによって、何か得られるかもしれないし。 今日見たマグリットの作品は、 「再会」 「観念」 という、油彩の2作品です。似たような作品は見たことがあったけど、この2作品は、おそらく初めて見たものです。 見た目と名前はそのまま結びつくとは限らない。この場合もそんな感じなので、題名だけから想像はできません。その特徴を述べればどんな絵か想像することもできるかもしれませんが・・・作品そのままを見たほうが、断然いいと思います。ので、書きません。 あ、ジョルジョ・デ・キリコのもあったなぁ。 前期の授業でダダとシュルレアリスムについてすこし調べたので、そのへんに興味が湧いているところなんです。 ああ、見られてよかった・・・と、かなり強く思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 25, 2004 12:24:26 AM
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