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カテゴリ:独り言。。。
今日の内容は、私の心の整理をつけるための独り言。 「何言ってんの!」という反論は必至です。 嫌だわと思う方は、そのままスルーして下さい。また、自分のためだけに書くことを何卒ご了承を下さい。 ************************************ 風の噂で聞きました。 Tさん。 そう、ガリバーと人生を歩む、と決める前まで、私の心の支えだった人。 お互い仕事の同僚だけれど、まさに「戦友」もしくは「腐れ縁」とも呼べる仲。(こちらに過去の話あり)
管理職。 管理手当とは「組織の品位・威厳を保つための演技料だ」と云われる。 部下が苦しいとき、自分自身の苦しさなど微塵も見せずに、彼らを励まし「管理者も頑張っている」を示す。 部下が仕事で達成感を味わったとき、誰よりも喜び、彼らを「よく頑張った!」と鼓舞する。 そう、それが私たちの仕事。
管理者は部下がいなければ、仕事などないのだ。
部下が頑張ってくれるから、自分も彼ら以上に頑張る。 思いっきり成果を褒める、長上者にアピールする。 私はそうした信頼関係の構築上に、管理者の報酬(給与・賞与、管理手当)はあると考えている。
これまで管理者同士の生き残りをかけたデットレースに勝ち残ってきた。 下克上は当たり前。 いつ、何時、どこからライバルがやって来て、自分が切られるのか?などわからない。 まさに一寸先は闇。 そんな熾烈な競争社会だった。
振り返れば、これまでの歩みに、楽あれば、苦もあった。 苦渋の決断を迫られるとき、虚勢を張ってでも「大丈夫!やれるから。」と部下に言い切らねばならない日もある。 そんな日は、家に帰ってから「あの決断、方向性でよかったのか?」と悩み苦しむこともあるし、その判断で間違いなかったのか?誰かに聞いてみたい日もある。 私も一人の女性。 周りは男性の管理職者ばかり、下から追われるのも、ほぼ男性。 男尊女卑はない。 が、憧れはあっても、この競争に加わりたい、と思う女性は然程多くないのかもしれない。 自分を犠牲にしなければ、やっていけないからだ。
世間は 「独身貴族で何一つ不自由なく、気ままな生活でうらやましい」 と言うけれど、 支えてくれる部下のため、そして助けてくれる長上者のために、自分の持てるすべてを出し切ってきた、これまでの人生…。 守るべき家族や、何かがあればそれに立ち向かえるだろうが、年を取るほどに体力・気力共に充実していなければ、モチベーションを保ってはいけないし、大所帯を率いてはゆけない。
部下にだって家庭がある、愛する人が居る。 だからこそ「彼らを幸せにしてあげるのが仕事。」 それが私の持論だった。 気ままな自分の人生ために、演技料を頂く仕事をやってきた訳じゃない。
常に自分の気力は、満たされていなければならず ゆえに、私にとってTさんは、唯一、私が私でいられる存在だった。気力の源だった。
その彼が...ついに倒れた。 12月半ばのことだ。 とある部下が連絡をよこしてきた。 「Tさんが倒れたんです。」と。 もちろん、居ても立ってもいられなかった。すぐにでも駆けつけたかった。
けれど...
私は、新幹線に乗ることができなかった。。
本当はすぐに駆けつけ、Tさんの手を握ってあげたかった。 「もう大丈夫よ。無理しすぎ。バカね、自分の体調も顧みず、こんなことになったら、みんな(彼の部下)が心配するでしょ」と。 でも...できなかった。 それをしたら、彼と励ましあった苦悩の日々を思い出してしまうし、どうかしてしまいそうだったから。
今も覚えている。 11月半ば、深夜に携帯が鳴った。 Tさんからだった。 彼は何か言いたげだったが、言葉を隠しながら気丈に仕事の状況を語る。 「お前、結婚するのか?」 最後までそう聞いては来なかったが...、どこからか今後の話を聞いてしまったんだ、私はそう確信した。 他愛もない話のあと、電話を切り...あれ以来、会話を交わしてはいない。
そして…、 ついに疲労で倒れたという事実を目の当たりにし... 今、私はどうしてよいのか分からない。
自分だけ幸せな人生を歩んでも良いのか? そんな猜疑心すら湧き出てくる。
そう。 こうなってしまうまで、彼に向き合うことなく、やり過ごしてきた自分が悪い。 立場をハッキリさせなかったことが全ての原因だ。 彼を余計に傷つけてしまったにちがいない。 私って、偽善者なのだろう。 本当に彼に申し訳なく思っている。
実は…まだ、心の中の葛藤はある…。 それは、Sさんとのこと。(過去の話) 彼にも相変わらず、これからを告げていない。 彼が私に好意を寄せていることは分かっている。 いい加減、ハッキリさせなければならないことも。 彼とは偶然が重なりすぎる。 これまでの経歴、物事の価値観。 ここまで合う人もなかなか居ない。 でも、それは単なる偶然の一致に過ぎず、自分勝手なこじつけ・帳尻合わせでしかないんだ、と言い聞かせているのだが...。 職場で彼と関わり、チームワークは必要と分かっていながら、それ越えた感情を感じずにはいられない。
もう時間がない。
仕事場を去る日は近いのだが、 次のステップが見えてこない。 このまま、逃げ去るわけにはいかないし、それは私にはできない。
Sさんのためにも、ハッキリと伝えるべきだ。 何故、ここまで等閑事にしてしまったのか? 後悔と共に、路頭に迷う自分と今、戦っている。
早く次の展開を、この感情との訣別を。 自分自身へのけじめがつかないなんて、管理者として失格だ。
最後の戦いは... 他人、ライバルではなく自分。
『沐猴(もっこう)にして冠す』と言うではないか。 それではいかん。 最後は自分を律し、けじめをつけて終焉を迎えよう。
(この日記は近いうちに消去します。 自分にけじめをつけた上で…。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 16, 2008 12:35:57 AM
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