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アメリカ-日本 国際遠距離恋愛進行中。。 

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Jan 27, 2008
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カテゴリ:家族のこと

先日のこと。

まだお義母さんが今年9月にレセプションパーティを企画していると、私の両親に伝えていなかったので、出張帰りに実家に立ち寄りました。

その日は滞在時間が短かったことと、父は町の会合、母は特別養護老人施設に居る実母(←私の祖母のエピソードはこちら)のため、ともに慌ただしくしており、日中は十分に話ができぬままでした。

夕食。 3人で焼き肉レストランへ行き、ようやくその機会が巡ってきました。

ところが...運悪く、レストランに偶然、父の仕事の関係者が家族で来ており...これまたゆっくりと話せるタイミングではなくなり...

その家族が近くで食事している、という状況下で切り出すほかありませんでした。

私 「あのね、向こうのお義母さまが9月にハワイで披露宴を、と提案して下さったんだけど...」

父 「おお!そうか!それはありがたい話で...是非、出席させてもらうよ緑ハート

母 「...。」

私 「(母へ) 大丈夫?」

母 「う...ん、分からない。。」

私 「えっ?! どうして?びっくり

 

これが事の発端となり、ちょっと大変なことに。。

母が云うには、祖母の介護があり、数日間施設に行けないとなると、色々と問題があるそう。

着替えを届けたり、先生から状況を聞いたり...と毎日、通所する必要があるようです。

母には妹が居るので(私にとっての叔母)、以前は交替で施設を訪問していたのですが、最近、叔母宅の娘(私の従妹)が出産したので、今はそちらで手一杯しょんぼり雫

結局、母は一人で祖母の面倒を看ざるを得ないのです

 

 

我が娘の披露宴さくらという一世一代の行事なのに…

 

 

私 「そう、それならば仕方ない。先方にもそう伝えておくわ。(半分怒り)」

母 「悪いわね...。涙ぽろり

十分に時間がなく、話し合いはこのまま終了。

やむなく実家を出ることにしました…。

 

 

 

けれど…

私は、介護ヘルパーを探し、期間中のみ介護をお願いするなどの手段を検討することなく、その場で難色を示した母の真意が分かりませんでした。

 

帰り道、何だか後味が悪く...だんだんと悲しくなり…涙ぽろり

「なぜ、妹のときは、みんな楽しそうに披露宴に出席していたのに、

私のときはこんなに惨めなの?」

「母は祝福していないのかも」

などと、よからぬ方向に考えしまい、電車の中で涙が頬を伝いました...。涙ぽろり

 

 

 

先週末、ガリバーとの電話にて。

ガ 「母がね、オランダのこんな親戚も呼ぼうかな...って言っているよー(歓)」

私 「...。」

ガ 「どうしたの?」

私 「母がね、レセプションパーティには出席できないかもですって。」

ガ 「えーーっ! どうして?びっくり

私 「知ってのとおり、私の祖母が施設に居るから、介護が必要なのよ。 誰かが行かないといけないから、出席が難しいんですって」

ガ 「でも、一生に一度だよ? お金を出してヘルパーさんを雇えばいいんじゃないのかな?」

私 「そう。私もそう提案したのよ。何らかの手段は考えないのか?って。 でも...今のところは分からないわ...」

ガ 「それは...残念だよ。。何らかの方法が見つかることを祈っているよ。」

 

 

 

そして先週月曜日。 妹から1通のメールが届きました。

「お母さんから聞いたよ。 あの結論は…私も驚き、違うんじゃないかと伝えました。

また近々、母に会う予定なので、旦那も交えて話してみるね。 

お母さん『申し訳ないことをしてしまった』って言っていたから、もう一度、話をしてあげてね。」

 

 

そして、その翌日。

仕事から帰宅すると...ポストに宅急便の不在届。 

 

確かめてみると

...差出人は母からでした。

 

先週は出張で、家を空けていることも多く、荷物の受け取りは...まさに今日
荷物の中に手紙が入っていました。メール

 

 

その内容が...これです。

Blueへ

先週は突然の話を聞き、内容もよく聞かずに自分の立場を主張してしまいました。 

もう少し冷静な話し合いをしなければいけないし、本当におめでたいBlueの結婚を心から祝福しなければと思っています。

何としてでも両親揃って出向かなければと思っています。

家に来た時に気付いたかもしれないけれど、お母さんも少しでも英語を話したいし、単語一つでもと思い、4月から****英会話スクールへ通おうと、電話のところに申込書が置いてあったけど、気づいた? 

毎週水曜日に習うつもりでいます。

両親が年をとって、十分には足りないもしれない。 けれど、何か出来ることがあればと考えているつもりです。

 

いずれにしても、今のお母さんはおばあちゃん次第。 

この問題が決着しない限り、正直、これからも不安な状況が続きます。

今はお父さんのおかげで時間もお金も何不自由なく、十分にさせてもらっているけれど、おばあちゃんが施設に入って既に5年。 

いつまで続くのかが見えません。

 

親として、Blueには必要なことはさせてあげたいと思っていますので、

どうか、またゆっくりと機会を作って、今後のスケジュールを聞かせて下さい。

以上、今の気持ちを正直に話しました。 先日の件は、どうぞご了承下さい。

 

追伸
ハワイに行ったら、どんな洋服を着るのか、今から考えているところです。

親はどんな格好をするのかなー。

 

母より

 


老いゆく自分の母親、そして娘のこと。

母の苦しい胸の内など、見えていなかったことに反省です。。

 

ここまで大きく育ててもらい、、私も早や三十路後半。

親に何かをしてもらう年代ではなく、いよいよ私が親の面倒を看なくてはならないのに...

 

 

こんな年になっても、親は子どものために

何かしてあげようとするものなのですね...。

 

 

母が祖母の年代になる頃、私はどうやって母と関ってあげられるのでしょうか?

母のことを、最期まで人のために尽くす人生で終わらせる訳にはいかない、と思うのです。

幸せな人生にしてあげたい。。

 

そういえば、いつか読んだ本にこんなことが書いてありました。
「バランスのとれた理想と楽しみを追求する人生こそ、幸福なのだ」と。

家族一人ひとりという「個」の単位では、人生楽しいことばかりじゃないし、理想どおりバランスよい人生とは言えないかもしれないけれど、

私が新たに家族を持ち、幸せになることで、両親を幸せにしてあげることはできる。

たとえ、これから離れて暮らそうとも、「家族」という大きな単位で、幸せに向かって歩んで行ける。

だからこそ、人は「家族」を形成する意味があるんだな…と感じています。

 

 

近々実家を訪れます。

決して祖母の介護への同情だけじゃなく、

私自身のこれからを聞かせてあげることが、一番の励ましなのかもしれないから。。

早く母を安心させてあげなくちゃなりませんねスマイル






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Last updated  Jan 28, 2008 09:56:44 PM
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