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テーマ:国際遠距離恋愛(182)
カテゴリ:(国際/海外) 遠距離恋愛
「Final Call」 週末といえば、どちらからともなく掛け合っていた電話。 彼にとっての土曜日、私にとっては日曜日。 普段、平日は余程のことがないかぎり、なるべく携帯への電話は避けてきた。 自宅に留守電メッセージを残すか?メールするか? 彼が仕事で忙しいのはわかっているし、私も会議だ、出張だという先に電話をもらっても「ごめん、また掛けるね」と数秒で切るほかなかったから。。
遠距離が始まった時から、互いに無理をしない、というのが 私たちのルール。
寂しいと思う日、仕事で疲れて声を聞きたいと思うこともあったけど、 いつかは終わりが来るから… 今は目の前にある、果たさなければならない物事に集中しよう。 そんな彼の口癖が、私たちの支えだった。
週末の度、彼に「Sounds great! 」と言ってもらうのが嬉しくて… 彼に「You did it! 」と言ってあげたくて… 離れた月日も励ましあい、乗り越えてきた。
週末だけは、特別。 どちらかが外出していても、お互い携帯に 電話を掛けてもよいと決めていたんだけど…
そんな恒例行事も… 今週が最後だった。
彼が言った。 「これが『Final Call』だね。」と。 「これからは『Next week』は、言わなくていいんだね。」と私。 「そうだよ。ついにこの日がやって来たね。 長いことよく耐えたね。 僕たち。」
来週末は、電話じゃないんだ。 彼は隣にいるんだ。
そう思うと...泣けてきた
最近、何だか涙腺が弱いね、私。(苦笑)
「僕は、君が幸せでいられるよう、いつも努力するよ。」 「私も、あなたのことを何時も支えるわ。」 「OK. See you at the airport. I'm so excited about our brand new life.」
そうか…。 最後のコールに 「じゃあ、週末に」 という言葉は 要らないんだね。
彼の言葉が、いつもよりも近くに聞こえたよ。 「私たちの新しい人生」は、すぐそこなんだね…。
二人が望む 「その日」 が…。
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Last updated
Apr 15, 2008 12:19:37 AM
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