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カテゴリ:勝手に (国際遠距離) 恋愛論
彼が来日し、2週間が経過しました。
ようやく婚約ビザも取得でき、 今は転居の準備…
私がまだ仕事をしているため (そうなのです(汗) 日中、私がオフィスに行っている間、 彼はせっせと梱包作業をする…という毎日が続いております。
今日は、前回の日記を書いた時にふと思ったこと、 遊びに来て下さる方へのコメントに少し触れた内容。 ズバリ 「日本での婚前同棲生活のススメ」です
前述のとおり、 私がオフィスに行っている間、留守番している彼。 以前の来日とはちがい(以前の日記はこちら)、今回はさらに引越準備があるので、 放置しているだけでなく、お遣いをお願いすることもあります。 (おいおい)
たとえば、 1.ドラッグストアで洗剤を買ってくる。 2.宅配便を受け取る。 3.郵便局へ行き、一部の荷物を発送する。 4.銀行へ行き、自分でドル→円に両替する。 などなど。
かなり要求レベルは高いです。 (でも、これも躾の一部ね)
しかも、ケーブルTVを引いていたので、「CNN j」や「FOX」、 そのほか海外チャンネル満載 自分の母語である英語でニュースやエンターテイメントが楽しめたのですが、
彼の来日直前に、誤って早々に解約手続きをしてしまい、 今回、TV番組は 地上波放送のみ
一部、バイリンガル放送で英語のニュース、映画が見られますが、 ご存知のとおり、すべて日本語です。
これには相当ショックだったようで、 来日当初は、自分でDVDソフトを購入したり 頼まれごとにも不安がある様子でした。
でも…
慣れるものですねぇ
今では、何処へでも一人で行きますし、 時には 私の車で買い物や、所用もこなします
先日も、私が自宅マンションへと帰宅したら、ひとりで… お笑い番組 を観ているのです。
しかも、何故だか
笑っている…
彼が話す日本語といえば、 「コンニチハ」 「アリガトウゴザイマス」 「ヨロシク オネガイシマス」くらいだというのに…
今や、お笑いタレントたちの動きだけで、 だいたい何を言っているのか?
分かるらしい。。 (ほぇー)
でね、これは…将に「異国文化理解」だと思ったんです。 ちょうど状況としては、日本→海外へホームステイするようなものでしょうか? 約3週間の海外滞在ならば、多少ならずとも相手が何を言っているのか? 理解できるし、 生活環境のちがいが少し分かりますよね?
今のガリバーは、そんな段階です。
これまで私たちの会話は100%英語のみで、 これからも日本語を覚える必要性など、感じていませんでした。 が、ここへ来て、ニホンゴと日本文化への関心が高まった様子。。
そこで…先日、ブックストア「丸善」で購入したのが、こちら。 ←D!RTY JAPANESE (Matt Fargo著)
そうです…「きたない日本語」、いわゆるスラング集です(汗) はい、すみません。。こんな内容からのスタートでして…
けどね、例えば、小さな子どもに対して、 親が無理やり言葉を覚えさせようとすると、 拒絶するのと同じだし、習得に時間が掛かる。。
それに悪い言葉に限って、早く覚えたい! もっと使ってみたい! ということって、ありませんか?
この本は洋書で、 中身は「英語→ローマ字表記→日本語」で書かれており、 所々に注釈も入っています。
例えば、こんな感じ。 例: I (female/polite)→watashi→わたし
この程度なら良いのですが… なかには、かなり過激なのもあります(汗) そう、18禁ネタね
最近、私が別の部屋にいると、 突然、向こうから声が聞こえてきてきます…
ガリバー: 「ナンデヤネン」 私: 「?」 ガリバー: 「ナン デ ヤネン」 私: 「…。」
あの…私たち…これから、 その方面に進むために ビザを取ったんでしょうか…?(爆)
こうした経験も大事なことだと思います。 我が国について理解してくれることは、大歓迎ですから
話は戻りますが、 今回の日本でのプチ同棲を経て感じたのは、 彼にもひととおり、移住後に我々が経験するであろう、 「銀行・ 買い物 ・ 郵便局」といった日常生活をこなしてもらうことにより、 異国で新しい環境に適応するという、苦労を理解し合えるということ。
「日本でのプチ婚前同棲期間」 日本-海外での国際遠距離恋愛の方に、是非お奨めします (もちろん、日本での居住経験がある方を除きます)
特筆すべきは お付き合いの段階、つまり、結婚を決める前の場合、 日本→相手の国でしばらく同居するというのは 「お互いをよく知る」のが主目的だと思うのですが、
日本でのプチ婚前同棲は、あくまでも、我々が移住後に出くわす 「新しい環境への適応の厳しさ」 を共有するのが目的。 実際の生活をベースに考えると、前者と後者は少々ちがうようです。
結婚が決まったら、ちょっと旅行ベースではできない内容を 日本で経験をさせてみるのも、よいかもしれません。
ガリバーを観察するかぎり(笑)、「そのくらい知っているのが当然」と 彼らが思っている、本からの生活知識、「聞きかじりレベル」とは、 大いに異なるようです。
それに、改めて異なる文化的背景を持っているんだ ということを 理解しあえるし、
日常生活で起こる「何故、そうするのか?」という意図の取り違い、 いわゆる「ミスコミュニケーション」は、 これからも一緒になって解消していこう、という前提で 互いの関係を構築できるように思います。
う~ん。 相互理解のため、お互いの実体験をさせるというのは、 他の事例においても、よくある手法かもしれませんね。。
最後に、私たちのコミュニケーションでよく使うフレーズ。 「Are you retard?」 ↓ 「ahoka」 → (アホかっ)
すみません。 こんな調子です…(汗)
はい。 明日も引越準備、がんばります(笑)
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Last updated
May 3, 2008 02:51:24 AM
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