|
カテゴリ:食べ物
とーちゃん家に遊びに行って、お昼ごはんを食べて 福太郎と遊んだ。 その頃 ベランダで遊んでいた猫達はというと・・・ 影からジッと見てます。 かなり不審がられてます。 人の顔っぽい猫も見ています。 母猫もあみ戸越しに見ています。 ほどなくして・・・ Nおばさんが「夕飯の買い物に行こう」と言い出し、半ば強引にわしらを車に乗せた。 推察するに、「Nおばさんの最高の接待」といえば、近所のスーパーに連れて行くことらしかった。 そこは、いつも駐車場渋滞をしている地元でも有名なスーパー。 店に入って驚いた。 農家直送のバリッとした野菜が激安で並んでいたのだ。 安いとは聞いていたが、ここまでいい物が揃ってて安いとは・・・そりゃ渋滞するわ。納得。納得。 うろうろと野菜を眺めるわしらとは別に、Nおばさんは迷うことなく「本日の安売り」を手際よくカゴに入れていた。 わしも適当に好みの野菜をカゴに入れた。 すると、「野菜買うなら、いいの選んであげるから!」とわしのカゴに入っていた野菜をもどして、全部選びなおしてくれた。 魚売り場に着くと、なじみの店員さんに 「今日は娘が遊びに来ているから、一緒に買い物にきたのよ」と楽しそうに話した。 子供の頃、買い物に行くとおばさんがいつも言っていた台詞。 急に懐かしさがこみ上げてきて嬉しいような、大きくて申し訳ないような。 魚売り場では「本日の安売り いわし」を買っていた。 3時頃、帰宅・・・ 「お茶のもうか!桃冷やしてあるから桃食べなさい!」とNおばさんが言った。 すでに 漬物 トマト1個 とうみぎ1本 冷やし中華1.5人前 を食べていたので 「お腹一杯だからお茶だけで(^^)・・・」 「せっかく冷やしておいたんだよ!いやだね、食べないなんて!」 「(^^;;いただきます。いただきます。(^0^;;)おいし~~ね~~」と桃を二人で1個完食。 急に、「いわしとシソのフライ好き?作り方教えるから、作ってみせっからね!」と言い出して、 Nおばさんは、いわしをさばき始めた。 Nおばさんはテキパキとわしらに指示を出し、わしらは言われたとおりやった。 「いわしのシソ巻きフライ味噌風味」があっという間に完成。 揚がるとすぐに「食べてみなさい。」と味見をさせられた。お腹がいっぱいだったけどおいしかった。 食べている間に、Nおばさんは次の料理を作り始めていた。 「ししとうの胡麻味噌和え」完成。 ふたたび味見。これまたおいしい。 その間にもう一品。 「まめもやしの煮物」完成。 「安い魚でも手を加えればおいしく食べられるんだから、こんな風に作るんだよ!」 「(^^)はい!がんばります。」 なんて、話をしていたら急におばさんが言った。 「じゃぁ、すぐに、帰りなさい。」 (@@)!?(@@)!? 「漬物冷蔵庫に入れないと悪くなるから、すぐに帰りなさい!」 「浅漬け」を持ち帰りの分まで用意してくれていた。 冷蔵庫から出したから、早く持って帰って自分の冷蔵庫にいれろ!ということだった。 さらに、今作った料理を全部包んでくれた。 自分達用に作ったわけではなく、最初から、わしらに食べさせようと作ったものだったのだ。 わしらは、ドタバタと帰ることになった。 沢山のお土産の入った紙袋にNおばさんは、さらに仏壇に上がっていたとうみぎを銀紙に包んで入れてくれた。 そして、何度も何度も 「またおいでね。」と言った。 家に帰り、袋を開けると 「浅漬け」のほかに「キュウリの辛子漬け」も入っていた。 Nおばさんの料理は、わしらにとってはある意味「おふくろの味」だ。 どれも素朴だが、懐かしくて、とってもとっても美味しかった。 ただただ、ありがたかった。 人気blogランキング参加中 ここはひとつポチっと お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月13日 14時30分54秒
[食べ物] カテゴリの最新記事
|
|