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ブルースとリーと半次郎

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2007年07月13日
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カテゴリ:食べ物

とーちゃん家に遊びに行って、お昼ごはんを食べて

福太郎と遊んだ。



その頃
ベランダで遊んでいた猫達はというと・・・
P7070035 (2).JPG
影からジッと見てます。

P7070040 (2).JPG
かなり不審がられてます。

P7070014 (2).JPG
人の顔っぽい猫も見ています。

P7070043 (2).JPG
母猫もあみ戸越しに見ています。

ほどなくして・・・
Nおばさんが「夕飯の買い物に行こう」と言い出し、半ば強引にわしらを車に乗せた。
推察するに、「Nおばさんの最高の接待」といえば、近所のスーパーに連れて行くことらしかった。
そこは、いつも駐車場渋滞をしている地元でも有名なスーパー。
店に入って驚いた。
農家直送のバリッとした野菜が激安で並んでいたのだ。
安いとは聞いていたが、ここまでいい物が揃ってて安いとは・・・そりゃ渋滞するわ。納得。納得。

うろうろと野菜を眺めるわしらとは別に、Nおばさんは迷うことなく「本日の安売り」を手際よくカゴに入れていた。
わしも適当に好みの野菜をカゴに入れた。
すると、「野菜買うなら、いいの選んであげるから!」とわしのカゴに入っていた野菜をもどして、全部選びなおしてくれた。

魚売り場に着くと、なじみの店員さんに
「今日は娘が遊びに来ているから、一緒に買い物にきたのよ」と楽しそうに話した。
子供の頃、買い物に行くとおばさんがいつも言っていた台詞。
急に懐かしさがこみ上げてきて嬉しいような、大きくて申し訳ないような。

魚売り場では「本日の安売り いわし」を買っていた。

3時頃、帰宅・・・
「お茶のもうか!桃冷やしてあるから桃食べなさい!」とNおばさんが言った。
すでに 漬物 トマト1個 とうみぎ1本 冷やし中華1.5人前 を食べていたので
「お腹一杯だからお茶だけで(^^)・・・」
「せっかく冷やしておいたんだよ!いやだね、食べないなんて!」
「(^^;;いただきます。いただきます。(^0^;;)おいし~~ね~~」と桃を二人で1個完食。

急に、「いわしとシソのフライ好き?作り方教えるから、作ってみせっからね!」と言い出して、
Nおばさんは、いわしをさばき始めた。

Nおばさんはテキパキとわしらに指示を出し、わしらは言われたとおりやった。

P7070058 (2).JPG
「いわしのシソ巻きフライ味噌風味」があっという間に完成。

揚がるとすぐに「食べてみなさい。」と味見をさせられた。お腹がいっぱいだったけどおいしかった。
食べている間に、Nおばさんは次の料理を作り始めていた。
「ししとうの胡麻味噌和え」完成。
ふたたび味見。これまたおいしい。

その間にもう一品。
P7070065 (2).JPG
「まめもやしの煮物」完成。

「安い魚でも手を加えればおいしく食べられるんだから、こんな風に作るんだよ!」
「(^^)はい!がんばります。」

なんて、話をしていたら急におばさんが言った。

「じゃぁ、すぐに、帰りなさい。」

(@@)!?(@@)!?

「漬物冷蔵庫に入れないと悪くなるから、すぐに帰りなさい!」

「浅漬け」を持ち帰りの分まで用意してくれていた。
冷蔵庫から出したから、早く持って帰って自分の冷蔵庫にいれろ!ということだった。
さらに、今作った料理を全部包んでくれた。
自分達用に作ったわけではなく、最初から、わしらに食べさせようと作ったものだったのだ。

わしらは、ドタバタと帰ることになった。
沢山のお土産の入った紙袋にNおばさんは、さらに仏壇に上がっていたとうみぎを銀紙に包んで入れてくれた。

そして、何度も何度も
「またおいでね。」と言った。




家に帰り、袋を開けると
「浅漬け」のほかに「キュウリの辛子漬け」も入っていた。
P7070084 (2).JPG
Nおばさんの料理は、わしらにとってはある意味「おふくろの味」だ。
どれも素朴だが、懐かしくて、とってもとっても美味しかった。

ただただ、ありがたかった。



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最終更新日  2007年07月13日 14時30分54秒
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