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カテゴリ:食べ物っぽい
昼食後・・・
現場を見に行った。 おばさん家から2キロぐらい走り、現場を見渡せるカーブに車を止めた。 車から降りて山の斜面を見た。 (土が見えている場所から、ズルリといったようです。) つい2週間前に通った道が(@皿@;)ごっそり崩れ落ちていた。 (↑調査の人が見にきてました。) その規模の大きさに、なんとも言葉がなかった。 すぐに直せないことは、わしでもわかった。 「地すべりに巻き込まれた消防団員、急死に一生!!」と新聞に載っていたけど、本当にそうだと思った。 あれに巻き込まれて助かったなんて奇跡じゃ。 なんとなく、その辺をフラフラと歩いて・・・すぐ家へ戻った。 家へ戻るとすぐに 「せっかく山に来たんだから、ワラビ持って帰れ!」と、わしらの制止を振り切り、炎天下の中おばさんは畑へ行ってしまった。 わしも、長靴に履き替えて、その後を追った。 畑に入ると、人が隠れてしまうほどワラビは伸びている。 その中に分け入ると、状態の良いワラビが顔を出しているのだ。 獲物を見ると!(@▽@)テンションア~ップ!! (>ー<)血が騒ぐ!! つい、夢中で採っていると・・・ お!(@ー@) 野いちご発見! お!(@ー@) せみの抜け殻発見! 山はいつもと変わりなく夏を迎えていた。 そりゃそーなんだけど、なんだか不思議(・ー・) サルもシカもセミも野いちごも、いつもと同じ夏なんだろうなぁ。 地すべりで道路が無くて、いつもと違う夏を迎えたのは人間だけか・・・。 ビニール袋にひとつ分採った所で、家に戻ることにした。 汗だくになって戻ってきた、おばさんとわし。 「アイス食べよう!友達に貰ったおいしいのあるんだよ!」 とおばさんがアイスを出してくれた。 可愛いみかん型アイス! 開けてみると、完全に分離していた。 地すべりで数日間停電した影響で、冷蔵庫が使えず、 アイスは一度溶けていたのだ。 溶けたアイスはもう一度冷やせば元通りになると思ったおばさんは、 アイスを再び冷凍庫に入れたらしかった。 常に明るく振舞い、 今までと変わりない生活に早く戻りたい!戻ろう! としているおばさんの思いが伝わっていたので 何とかして食べようと試みたが、さすがに無理だった。 暗くなってから慣れない山道を走るのは自信が無く、 いつもより早めに山を降りることにした。 おばさんは「もっとゆっくりしていけ!なんなら、昼寝していけ!」と言い、 ブルースと半次郎は「まだ!帰りたくない!」とわしらに猛アピールをしたが、 「また来るから!」と次の約束をして帰ることにした。 とりあえず、おばさんが元気でなによりでした。 人気blogランキング参加中 ここはひとつポチっと お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月31日 16時14分56秒
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