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メタボ&ダイエット研究所リーンバルク実験室

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まみ夜

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2020/06/21
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テーマ:筋トレ(580)
カテゴリ:凸減-ケンコウ-
正しく「摂取カロリー<消費カロリー」にし、運動をしているのに痩せない原因への、仮説を述べたい。

※科学的根拠がある仮説ではありませんので鵜呑みにしないでください。同じことを行なっても、個人の体質、体格、運動経験、病歴で異なる結果となる可能性があります。医師の指導を無視するのは危険です止めてください。

現在、ファスティングを使った減量をしていて思うのが、脂肪が消費されている実感だ。
実際に、体脂肪率も低下し、過去約2年でmin値となっている。

理想論的に言えば、「摂取カロリー<消費カロリー」であれば、痩せる。
しかし、これで減るのは、「原始時代対応脳」に邪魔と判断された筋肉の方が多い場合がある。

減量期には、この筋肉の減少を避けるために高負荷の筋トレを行い、筋肉の存在が必要な状況であることを「原始時代対応脳」に伝え、維持を図る。
それでも、減量によって、筋肉は減少する。

そして、思ったほど、脂肪は減少しない。
「原始時代対応脳」にとって、脂肪は貴重な生命維持の最後砦なので、仕方ないとは言える。

今回と今までの減量で一番の違いが、空腹の絶食時間を設けることだ。
今までは、減量中でも筋肉を減少させないために、3時間ごとのスモールミールで、血糖値、血中アミノ酸濃度を維持していた。

それでの減量に比べて、今回の減量は脂肪の減少が良いように思われる。
(当事と筋肉量や運動量など異なるため、多いと断言しづらい)
つまり、絶食時間に脂肪使用の秘密があるのでは、と考えた。

(以降、16時間断食しての減量を断食型、スモールミールでの血糖値、血中アミノ酸濃度を維持しての減量を維持型と呼称する)

単純に考えれば、「絶食=エネルギー不足=脂肪使用」ではあるのだけど、維持型での「摂取カロリー<消費カロリー」のマイナスカロリーが同程度でも、脂肪の減少が絶食型の方が多いように思われるのだ。

二つの方法の、大きな違いは、「強い空腹感」と「血糖値」だ。
維持型でもマイナスカロリーなので、空腹感はあるし、高強度の運動をした後など、ワークアウトドリンクでBCAAや粉飴を摂っていたも、お腹ペッコペコにはなる。

しかし、絶食型は、筋トレをする前に、既に空腹だし、その後のストレッチでも、ガルルと唸りたいくらい、維持型とは比べものにならない「強い空腹感」だ。

その後、食事を摂れば、血糖値が上昇し、筋肉のパンプアップを感じる。
維持型は、食事で血糖値は上昇するが、3時間ごとの摂取に分けているので、絶食型に比べれば少ない。

つまり、絶食型は、「強い空腹感=>胃が膨れる=>血糖値上昇大」のプロセスをたどる。
対して、維持型は、「弱い空腹感=>胃に入る=>血糖値上昇小」となる。

ヒトの満腹感は、「胃の膨らみ」と「血糖値上昇」で決まる、と言われている。
(これを利用した「錯覚満腹感」という言葉、ダイエット法も研究されているが割愛)

「原始時代対応脳」は、「強い空腹感=>胃が膨れる=>血糖値上昇大」によって、脂肪使用のスイッチのオンオフをするのではないか。
(「血糖値上昇大」といっても、あくまで原始時代の摂取で上げられる血糖値としてで、現代の病的な上昇とは異なるので注意)

・「強い空腹感」=>脂肪使用スイッチオン
・「胃が膨れる=>血糖値上昇大」=>脂肪使用スイッチオフ

現代よりも、頻繁に餓死の危険があった原始時代には、このスイッチのオンオフの切り替えの素早さが、生存の可能性の高さへ直結したのでは、と思われる。

原始時代の空腹で狩りや採取をし、その成果で、1日1-2食で腹を満たす。
空腹時、判断力を鈍らせないために血糖値を維持したままにするために、エネルギー源として脂肪を使用。
腹が満ちれば、疲労した筋肉が必要部位なので、回復を優先させ、カロリーが余れば脂肪として蓄積。

こういう、「原始時代対応脳」に理解し易いプロセスが、脂肪使用には、必要なのだろう。
これで、断食型では、脂肪が使用されやすいだろうことは、説明できた。
では、維持型では、脂肪使用がなぜ、断食型に比べて、少ないのだろう。

「原始時代対応脳」は、血糖値が維持される、という状況に対応していない、と考える。
いつ、餓死するかわからない食生活だったのだから、当然とも言える。
つまり、血糖値が維持されている時点で、「原始時代対応脳」は、混乱するのだ。

本来であれば、「摂取カロリー<消費カロリー」であれば、脂肪使用のスイッチがオンになるはずが、三食食べることで血糖値がそれなりに維持され続けることで、「原始時代対応脳」が混乱して、いつ脂肪使用のスイッチをオンオフすればいいか、わからなくなっているのではないだろうか。

更に、「『胃が膨れる』=>血糖値上昇小」でも、同じように「原始時代対応脳」は混乱するのではないか。

これは、人工甘味料が発明されても、欧米の肥満率に影響を与えていないことに矛盾しない。
(単に、人工甘味料で減った飲み物や食品のカロリー分、追加で食べているだけかもしれないが)
※人工甘味料の血糖値、糖代謝、甘味感知での糖吸収量に与える影響に関しては、肯否の両説がある現状では、触れない。

一度まとめると。
「強い空腹感=>胃が膨れる=>血糖値上昇大」以外のプロセスをとる、と「原始時代対応脳」が混乱し、脂肪使用が適切に行なわれない、と仮説した。

つまり、強い空腹を感じないままでの食事、血糖値上昇の平坦化(ベジファースト等の血糖値急上昇急効果対策)、血糖値が上昇しにくい食品の摂取による満足などは、脳を混乱させ、脂肪が使用されない可能性がある、と考えた。

減量中に、体重変化が起こらない場合に行なうリフィードも、基本は炭水化物の増量で行なう。
これによる胃の膨らみと血糖値の上昇で、脳の混乱がリセットされ、一時的に脂肪使用のスイッチが正常になり、その後、体重が減少する、と考えれば矛盾しない。

よくある「罪悪感ナシ」な、低カロリーな食品やレシピで「胃が膨らむ」が、血糖値が上昇しにくい場合、脳が混乱しているのではないか。

PFCバランスを重視するあまり、タンパク質の摂取に拘りすぎ、血糖値の変化が少なく、脳が混乱しているのではないか。
(脂質摂取に関しては、脂質と一括りにして、必須脂肪酸を摂っていないことでの栄養障害の可能性もあるが割愛)

以上、痩せるのに重要、とされてきた下記が、実は逆に脂肪を使用できない原因ではないか、と考察した。
・血糖値の平坦化
・低カロリー食品の摂取による満足
・タンパク質摂取の重視

※科学的根拠がある仮説ではありませんので鵜呑みにしないでください。同じことを行なっても、個人の体質、体格、運動経験、病歴で異なる結果となる可能性があります。医師の指導を無視するのは危険です止めてください。





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最終更新日  2020/06/22 11:25:06 AM
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