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テーマ:恋愛について(2606)
カテゴリ:ラブについて
アンナが22歳の頃、12歳年上の人と付き合っていた。
サーフィンが趣味で、冬の日本海でも毎週海に入りに行っていた。 たまにアンナもついて行っていたんだけど、(日本海のカニ目当て) 彼がサーフィンしてる間は、すんごく退屈で 時間を持て余していたら、次回海へ行ったときに、車のテレビでプレステ 出来る様にしといてくれていたり、ビデオが見れる様にしてくれていた。 アンナの仕事がとっても不規則で、朝帰ってくる事も多く、 その日の夜、デートの約束があれば、アンナがお昼寝する為だけにホテルを 取ってくれる優しい人だった。 風邪をひけば、はるばる(県をひとつ挟んだプチ遠距離恋愛だったので) アンナのとこまでイチゴを持ってきてくれ、 たまたま彼と食べたアイスが美味しくて、「これ美味しい!!」 って言えば、次回にはおうちまで箱入りで何個も買ってきてくれた。 でも優しすぎて、何だか退屈だった。 そんな時に、悪友マチネとウィーン在住のMちゃんとクラブに行ったとき、 クラブのマネージャーをしている人と仲良くなり、 一目で好きになった。 彼は、アンナより年下の20歳だった。 何度か遊びに行くうちに、彼にどんどん惹かれて行った。 アンナの性格上、2股は出来ない。 年上の優しい彼に別れを告げた。 彼は「絶対いやだ」と言ったけど、アンナの気持ちはかわらない。 5時間にも渡る説得の末、彼と別れる事に。 そして、年下の彼と付き合いだしたけど、彼は夜の仕事をしているし、 派手で女の子の影もちらつく。 でも、毎回彼とのデートは刺激的だったし、 夜中にどうしても会いたくなり、タクシーを飛ばして会いに行ったり、 ほっとする間もなかった程、四六時中ドキドキしていた。 でもずっと年上の彼に甘やかされていたアンナに、年下の彼の ワガママを聞いてあげる程の度量の広さは無かった。 会えばケンカ。そして2ヶ月で別れた。 その時、年上の彼と別れたことを悔やんだりはしなかったけど、 自分がすごく大切にされていた事や、彼がきっとすごく辛い想いで アンナと別れたって事を、その時になって改めて感じた。 どうしたって、アンナは計算では恋愛出来ない。 その時そうしたかった、と思うようにしか動けない。 後悔は無いけど、あの時彼と別れていなかったらどうなっていたかな、 って今になって感じる。 二人ともどうしているんだろう・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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