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カテゴリ:世間のこと
アンナみたいなサービス業に従事していると、同業者に対する目がどうしても厳しくなる。
ホテルや、レストラン、カフェの店員さん。駅員さんや、タクシーの 運転手さん。 高い支払いをすればする程、やはりサービスも一流であって欲しい し、高々、何百円の世界でも、やはり気持ち良くサービスを受けたいもの。 アンナがこの引っ越しで、とある不動産仲介業者を訪れた。 誰もが知っている大手である。 アンナは引っ越しが確定してから実際の引っ越しまでわずか10日間。 その間、フライトをしながら、休みはすべて家探しに費やした。 それでも、飛行機で移動して一日に回れる物件はごく僅か。 アンナは時間もなく焦っていた。日帰りで飛行機で往復する為、 時間を少しでも有効活用したくて、事前に不動産屋さんに見たい物件三つを知らせておいた。 約束の時間にそこに着いて、すぐに見に行けるかと思いきや、 書類を探しますと言われ30分。<鍵を探します/b>と言わ れ、更に30分。 仕事おそー(-_-+〉 と思いつつ、まだ余裕があったアンナは笑顔だった。 しかし希望の内、二つは気に入らず、一つは管理会社の定休日で中を見ることが出来なかった。 〈前から言ってるんだから調べとけ!〉とアンナ若干ご立腹。 そして、収穫もなくとぼとぼ家に帰る事に。 帰り際に、「明日中にもう一つの物件、いつ見れるか取り急ぎ確認の上、ご連絡下さい。」としつこい程に念を押した しかし、翌日も翌々日も連絡はなし。たまたまその日は営業時間内はフライトで携帯が使えないから、アンナから掛ける事すら出来なかった。 次の休みにまた、そこを訪れる。 「あの、前見れなかったとこどうなんですか?」と聞くと、 「あ、見れますよ!」と一言。 「お電話お待ちしてたんですが…」と言うと 「あー、すみませんです。」 かっちん。何そのふざけた言葉遣い。ありえない。 しかも、その後、契約まで三度もそんなことがあった。 普段なら、絶対そんな会社に頼まないが、何より時間が無い。 仕方なくそのまま契約に。引っ越しの前々日にそ こから電話で、 「引っ越し当日に管理会社に先に行ってください。」 「分かりました。直接行けばいいんですね?」 と確認。そして当日。都内某所の管理会社に伺う。 「○○様、契約書と保証人証明書はおお持ちですか?」 「は?何それ??(・・;)」 「仲介業者から渡されてるはずですが…」 「…戴いてません(;-_-+」 「じゃあ、お振込みの件も聞かれてないですか?」 管理会社の方が呆れて、書類は後日で良いので、今から振込みだけし てきて欲しいと言われ、アンナは銀行へと急ぐ。 ブチ切れそうになりながら仲介業者に電話する。事情を説明すると 「あ、そうなんですかぁ。担当者はいませんよー。でも書類は送ったと思いますけど?」 ぶちっ…。 「あの…、送った送らないではなく、何でそんな大事な書類を送る前に御一報頂けなかったんでしょうか?? 何度こんな事があったと思ってるんですか!! 第一、謝罪が一番に来るのが普通と違いますか!?」 あまりのムカつき度に、道端で大阪弁炸裂。 サラリーマン全員振りかえる。 「はぁ、申し訳ありません。」 「担当者の方に、帰り次第ご連絡戴ける様、必ずお伝え下さい!!! ほんまにお願いしますね!! こちらも(仕方なく)信用してお取り引きさせて頂いてますので!」 はっ、と我に返ると立ち止まって呆然とアンナを見つめるおじさんが。。。 急に恥ずかしくなり、そそくさと立ち去る。 しかもその後、担当者から電話。 「申し訳ありませーん! でも、契約できたんですよね? そしたら、こっちにも契約手数料払いに来てくださいね~」 「はっ??? あなた方の会社の不手際のお陰で、最初から最後まで迷惑掛かりっ放しなんですが、、、そんな態度ないんじゃないですか?」 「いや~、うちもあなただけがお客さんじゃないんで~、忙しいんですよ~」 「あの、どんな仕事もそうですよ!! プロ意識低いんじゃないですか???」 ぜーぜー。。。。アンナの血管はすでにスパークしていた。 全く、この会社だけは二度とお世話になりたくないわ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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