今週は夫が休みを取って、やっと家族全部の夏休み、3時間程離れた湖畔で過ごしてきた。
夫の日常は日本にいるときと同じで仕事漬け。夕食を一緒にするのは週末入れて週に2、3回だ。それでも、朝食は一緒なので一応毎日顔を合わせるわけだけれど。
ここでは海沿いは涼しく内陸に向かうに連れ温度が上がる。1時間走らせただけで5度上がり、3時間行くと10度は温度が違っているのだ。町から高速を飛ばし、森が大きくなり、山の中を大分上がって、冷涼な空気を期待して窓を開けると熱風が吹き込んで来てびっくりする。標高1500mの山中の湖に、人々は涼を求めてではなく、冷たくて泳げない海から夏のレジャーを楽しみにやってくるというわけだ。
ともあれ、ハイキングをして、テニスをし、プールで泳いで、ボートに乗って楽しかった。
夏休みというのは特に身体面で子供の成長を感じる時。
プールで楽しげに泳ぎ回っているりおを見るとそう思う。
まだ、息継ぎが完全ではないのだけれど、逆にゆうゆうと潜水で泳いで見せる。去年毎日プールに通っていたけれど、泳ぎの技術以前に全体的にすごくぎくしゃくしているというか、硬い感じを受けた。10秒間潜って、とコーチに言われると深呼吸を10回くらい繰り返してようやく沈んで見せるというようなじれったいこともやっていたし。
あの時、この子は教えていけば泳げるようにはなれるだろうけれど、自然に水に親しむということはできないんじゃないかと思っていたけれどそんなことはなかったんだ。
いい休暇だったわ。
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