姉娘の学資保険が満期になった。
2才の時からだから16年。かけたときには満期は本当に遠くに思えて、学資保険を選んだのも、それほど真剣にあれこれ考えたわけでもなく、親の義務の一つだろう、という程度だったけれども、とにかく無事満期になり、これは大学進学の学資になる。
りおにも同額の保険をかけている。姉娘の例があったから、りおの時は生後6ヶ月位で加入したと思う。今、中学で特殊級にいる息子だけれど、そのときには障害があるなんて夢にも思わなかった。この学資保険は満期を15才と18才を選べるけど、自分の子供は自分と同様に大学に行くことを深くも考えず当然だと思っていたから、迷わず18才にした。
りおの分は学資にはならない。そういう意味では解約してもいいのだけれど、ゼロ金利がやっとなくなったばかりのご時世から見れば、はるかにいい利回りになっているから、貯金のつもりで続けている。
どううまくいっても自立するのがやっとだろうから、お金はいくらあっても足りないけれど、できれば、なし崩しにするのではなく、何か生活を築いくための足がかりにしたい。何があるだろう。
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