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より良い明日をめざして



 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。(日本国憲法 前文)
2024年05月18日
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テーマ:ニュース
カテゴリ:ニュース
ガザのパレスチナ人に対するジェノサイドを止めようとしないイスラエル軍について、文筆家の師岡カリーマ氏は、4月27日の東京新聞コラムに次のように書いている;


 爆撃で死亡したサブリーンの遺体から、赤ちゃんが救出された。予定日より10週間早く生まれた女児の容体は安定しているという。誕生直前に両親と姉を爆撃で亡くした彼女に残された家族は若いおじさん1人。「みんな普通の民間人なのに、一瞬にして住民登録簿から抹消されてしまった」とうなだれた。死者の数だけ遺された悲劇がある。この2人がお互いの支えとなり喜びとなり、穏やかに暮らせる日が早く来ることを祈らずにはいられない。でも実際には、どちらも明日は保証されない。医療設備が乏しいガザで未熟児は生き永らえないかもしれないし、天涯孤独の孤児になるかもしれない。

 同じころ、ガザ南部の病院跡に集団墓地が見つかった。ハマスの拠点だとして、イスラエル軍の攻撃を受けていた所だ。発見された300を超える遺体には子どもも含まれ、また拷問や生き埋めの痕跡が見られる遺体もあったという。「ガザに無辜(むこ)の市民などいない」とイスラエル国防相が言ったのは、ハマスによる去年10月の奇襲攻撃の5年以上前のことだった。

 イスラエル軍は関与を否定。潔白に自信があるなら、国際機関による調査を認め、外国メディアの締め出しをやめればよい。集団墓地発見が報道された直後、米連邦議会上院はイスラエルなどへの支援法案を可決、バイデン大統領の署名で成立した。
(文筆家)


2024年4月27日 東京新聞朝刊 11版 17ページ 「本音のコラム-新たな命が運ぶ絶望」から引用

 ハマスがユダヤ人のコンサート会場にミサイルを打ち込む5年も前に、ユダヤ人の国防相は「ガザには無辜の市民などいない」と言ったそうだが、ユダヤ人の目にそう見えるのは、ユダヤ人がパレスチナの人々が住む土地にやってきていきなり建国宣言をして、そこに住んでいたパレスチナの人々の土地と家屋を略奪し迫害するという不当行為を、戦後の80年間継続してきたその結果なのであって、ユダヤ人こそが諸悪の根源でありユダヤ人は「人間の皮をかぶった悪魔」なのだと思います。その昔には、ナチス・ドイツによってジェノサイドの対象にされたという過酷な歴史をもっているからと言って、現在のイスラエルの暴虐を容認し、支援までしている欧米の政府首脳の言動は、正気の沙汰ではないと思います。





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最終更新日  2024年05月18日 01時00分09秒


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