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カテゴリ:ヘンさ値
「んじゃー、行こうか!」 チデブの一声でみんな移動。 さていよいよアトリエか? 連れていかれたのは、 半地下の倉庫・・・・ 着替える場所もないんで、 倉庫の隅でコソコソ着替える素盞嗚君・・・・ 後ろから、いやーな視線を感じる・・・・
競泳用のパンツ一丁になって、 机を並べた台の上でポーズ・・・・
いろんなポーズをさせられた末、 結局は月並みなヤツ。 右手で力瘤、左手は腰の辺り。 右足はやや前で、左足をすこし後ろに下げて 爪先立ち・・・・ そんなポーズでした。 一応「ムキムキ」をイメージしてたんで、 カラダに力を入れるんだけど、 同じポーズを取るってーのは、 結構大変なんですね。 10分ポーズで5分休憩を1サイクルにして、 合計1時間半。 途中でチデブが言うんですよ。
「ねー、すーちゃん。 パンツ脱がない?日当4000円にするから♪」 「・・・・・」 「鶏がら」のほうを振り向くと、 鼻息荒く、首を思いっきり縦に振っとる・・・・・ 「ジプシークィーン」は 我関せず・・・・ んで、「縄文」は・・・・・
は、
恥ずかしそうに下向いとる・・・
イカンイカン、 危うくチデブの口車に乗りそうになった・・・・ 「パンツ君はカンベンしてくださいよぉ、 そんな立派なモンじゃないし・・・・」
なーんかスンゴイ不思議な感覚になっちゃうんですよね。
ポーズを取ってる間、 「パシャッ、パシャッ!」 ってシャッターを下ろす音が何度か聞こえました。
むふふ、
ラブリーな縄文ちゃんが、写真撮っとる♪ チラチラと目が合うたびに、 ドキドキしちゃいました・・・・・
うーん、縄文ちゃんだけだったら、 パンツ脱いでもよかった・・・・
そんな阿呆なこと考えてたら、 いきなり、部屋の鉄扉が開いた!
「あー、やってるやってる! モデルの子、かわいいじゃん。 ちょーと見学させてねぇ♪」
訳のわからん女子大生が5、6人入ってきた。
さらにしばらくすると、 またもやオナゴ衆が・・・・ 「きゃー、パンツぬいでぇ!」 「・・・・・・」
いつの間にかギャラリーは20人ぐらいに・・・・
みんな近くに寄ってくるし・・・・・
ううう、ストリッパーみたいや・・・・
でもね、縄文ちゃんだけは、 いやそーな顔してくれた・・・・
そんなこんなで初日は終了。 二日目もおんなじような日でした。
そして、思い出したくもない、 悪夢の3日目・・・・・
「今日はギャラリー入れないからね♪」 そんなチデブのやさしい言葉に、 ちょいと、緊張感を緩めてしまった素盞嗚青年・・・・ ホッとしたその瞬間!
「じゃー、パンツ脱いじゃおうか! ねーみんな!」
縄文ちゃんも、 なんとなく「見たい!」って顔したように思えた・・・・
スルスルスル・・・・・
テロリ~ン・・・
maga刺した・・・・ もとい、 魔が差したとはこのこと・・・・
まー、減るもんじゃないし、 見せるだけなら・・・・
頭がボーッとしてた素盞嗚君・・・・
訳がわからずポーズを取り続けていたら、 何やら音がする・・・・
パシャッパシャッ
じ、
縄文ちゃんが写真、撮っとる・・・・
イカーン!
時すでに遅し・・・・
我に返った素盞嗚君、 縄文ちゃん以外のオナゴ衆を見ると、 もうこれは尋常やない・・・・
ま、まずい・・・・・
「タ、ターイム!」
素盞嗚君、ササッとパンツをはいちゃいました。 脱いでからこの間、 多分1、2分か・・・・
「日当はいいや、ゴメン、 あとは今の思い出しながら描いて・・・」
ちゅーことで自己嫌悪に陥りながら 3日目終了。
写真は確実に撮られた・・・
どうーしよ・・・・ 縄文ちゃんはどう思ったんだろ? 気になりながらも、 この後、縄文ちゃんと話もできず、 「チデブ」と「鶏がら」に まとわり付かれた・・・・・ 「明日も脱いでよぉ♪」
「ヤダ、絶対ヤダ!」
「でももー、見ちゃったんだからさー、 いーじゃーん! もー1回見たーい!」 意外と積極的な「鶏がら」でした・・・・
さて、4日目は最終日。
本当の悲劇はこの日に起こったんでぷ・・・・
さて、明日は忙しいぞ! SEE YOU NEXT TIME お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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