素盞嗚（スサノオ）の日本古代史

運命の４日目。

今日は絶対脱がない！

固い決意で女子大に入った素盞嗚君。

守衛さんのところで記名してから、

キャンパスを抜けて

アトリエもどきに着くまでに、

十数人の女子大生とすれ違うと、

固い決意もゆーらゆら････

い

イッカーン！

アトリエに着くと、

当たり前のように着替えて、

なんとなくポーズ････

女子大っちゅーとこは

理性を狂わす････

「あれ？今日は３人？

　ユーコ（縄文）さんは？」

「今日は都合がつかないんだって。

　でも『打ち上げ』には来るって」

とチデブ。

ちょいとガッカリな素盞嗚青年。

ちなみに今日は最終日、

終了後に銀座で呑み会だったんです。

「ところですーちゃん、今日は脱がへんの？」

「ジプシークィーン」は関西出身だ。

「昨日のあの一瞬じゃ、細かいとこ、

　わからへんかったやん」

ははん、予想通りの発言だ。

切り替えしは用意しとりましたぞ！

「あの～、細かいとこは

彼氏の見せてもらったらいいじゃないッスか♪」

どや！

ううう、ジプシークィーンも負けてなーい！

「彼氏がおらへんから、あんたのナニを

　見せてほしいんやん！」

･････

「ごもっとも････」

日頃無口なジプシークィーン････

ついに最終日に爆発････

ぬ、

脱いだらアカン、

脱いだらアカーン！

「ジプシークィーン」の脱げ脱げコールと

「鶏がら」の卑猥な視線にもめげず、

最終日、素盞嗚君のビッグマグナムは

なんとかホルスターに納めたのでした････

して打ち上げは銀座。

酒が入ると、３人はさらにエスカレート・・・・

女子大生ってーのは、

こんなにスケベーなのかしらん････

いたいけな「すーちゃん」、

言葉と目線で犯され続けました････

ナオンは恐ろしい････

あたしゃこの時学習しました。

しおしおのパーだったその時！

「ごめんなさーい、遅れちゃった♪」

「縄文」が来た！

掃き溜めに鶴、

怪物ランドの怪物たちに囲まれててた

素盞嗚君についに救いの手が････

呑み会の後半戦、

縄文とベッタリしてると、

怪物ランドが絶対黙っているはずがない。

昔から「太鼓持ち」の遺伝子を継承した素盞嗚君、

メインは「縄文」でも、

それぞれの怪物たちにも

要所要所にジャブを入れて、

そこそこ楽しい呑み会になりました。

そこそこ酔っ払ってきた頃、

仕切り屋のチデブ、

「んじゃーそろそろ出ようか！」

その声で外に出た素盞嗚君、

あれ？

怪物ランドの３人がいない･････

アタシのとなりには「縄文」が････

チデブは会計、

「ジプシークィーン」と「鶏がら」は

ションベンに言ったようだ！

・・・誘っちゃおうかなぁ･･･

そう思ったその瞬間！

「すーちゃん、これ・・・」

「･････」

「縄文」はＡ４サイズの茶封筒を渡した･･･

「今日、コレをすーちゃんに渡したくて

　ずーっと現像してたの・・・・・」

はにかみながら渡してくれた封筒には、

なんと、ポーズをとってる素盞嗚君の姿が････

･････

３日目に撮った「てろりん」写真も････

複雑な気持ちになるもんですなぁ･･･

自分のヌード写真を見るって････

「あ、ありがと♪」

･･･あれ？

写真は１０枚ぐらいあったんだけど、

その茶封筒の中に手紙も････

･･･････

恋文？

きゃー！

････

はーるがきーたぁ・・・

はーるがきーたぁ♪

どーこにーきたー♪

心の中で踊りまくってる素盞嗚君♪

その手紙を読もうとした時、

ううう、

怪物たちが帰ってきた････

「さーて、これからどうしよっか♪」

チデブの声で、現実に引き戻された！

チェッ！

とにかく３人の怪物ランドたちを巻いて、

縄文と２人になろう！

むふふ！

ポケモン、ゲットだぜ！

･････

いいことは続かない････

このあと、アタシは

････

奈落の底に落とされました････

次回、最終回だ！

ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＮＥＸＴ　ＴＩＭＥ