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素盞嗚(スサノオ)の日本古代史

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Sep 20, 2006
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カテゴリ:ヘンさ値

「二次会行くぅ?」 とチデブ。

「うーん、アタシ酔っ払ったから帰る。」

ジプシークィーンが言った。

 

帰れ帰れ!おし、これであと二人・・・

 

「じゃー、これで解散しようか」

鶏がらが言った。

 

ばんざーい!これで二人っきりになれますがな♪

 

と、喜んだのもつかの間・・・・

「ねー、すーちゃん。」

「なんすか、コジコジさん?」

「あんた確か京浜急行だよね?

「は、はぁ・・・」

「アタシも京急だから、一緒に帰ろ♪」

「え?あ、あの、その・・・ちょっと・・・」

「なによぉ、アタシと一緒がいやなワケ?」

「あ、い、いや・・・あ、そっすね、お供しまぷ・・・」

 

最悪や!よりによってチデブとかぁ・・・

 

縄文が心なしか寂しげな顔・・・

 

くそー!にっくきチデブ!

残念だけど、ここはおとなしく帰るか・・・

 

あの恋文には絶対縄文の連絡先が書いてあるだろうし♪

 

チデブと別れたら、連絡しよう・・・・

 

ちゅーことで、この場は名残惜しかったけど、

縄文としばしのお別れ・・・・

 

それにしても電車の中は最悪だった・・・・

おしゃべりでしかも声のデカいチデブ、

いきなりペーラペラと機関銃のように喋る喋る・・・

と思ったら、品川辺りから爆睡・・・

こっちに首をもたれかけて、

しかもいびき・・・・

 

こりゃ知らん顔キメるしかない。

そんなこんなしてる間に、

素盞嗚君もいつの間にか眠ってしまいました・・・

 

・・・・・・・・

 

 

 

zzzz・・・・・

 

 

 

金沢文庫ぉ、金沢文庫ぉ・・・・

ん?

扉が閉まりまーす・・・

 

い、いかーん!

間一髪!

扉をすり抜けてホームに出た!

 

セーフ♪

 

どうやらチデブは途中で降りたようだ。

 

お、せやせや、

恋文読まねば♪

ん?

 

・・・・

 

あれ?

 

 

茶封筒は?

 

 

・・・・・

 

 

 

あああ!!!

 

振り返って、走り出す電車の中を見ると、

素盞嗚君が座ってた座席の上に・・・・

 

 

茶封筒が・・・・ある・・・・

 

しまったぁ・・・・

 

いや、慌てるな・・・・

 

慌てちゃいかん・・・・

 

んーと、んーと・・・・

 

せ、せや!

あの電車は久里浜行きやった・・・

うん、間違えない。

こっからだと20分ぐらいや。

だから、えーとえーと、

30分後に電話しよ、うん。

 

・・・・・

 

30分後・・・・

 

「すいません、電車の中に忘れ物しちゃったんですが・・・」

何分着の何両目ってことも話しました。

 

見つかってくれぃ・・・・

祈るような気持ちで話ました・・・

「えー、お忘れになったモノはなんですか?」

「あ、はい。茶封筒っす・・・」

「中には何が入ってますか?」

「ぐ・・・・」

 

そんなことも聞いちゃうの・・・・

 

「えーと・・・その、なんちゅーか・・・・

 とってもお茶目な写真で・・・・」

 

 

「はあぁ?」

 

 

「あ、はい!えと、海水浴のような、その・・・

 あ、はいてないのもあって・・・・

 あ、いや・・・・

 げーじゅつなんです。はい!ハダカの・・・・」

 

・・・・・・・

 

しばしの沈黙・・・・

 

「・・・・・少々お待ちください・・・・」

 

電話越しで大笑いしてるのが聞こえる・・・・

 

穴があったら入りたい・・・・

 

しばらく待たされたあと、

「届いてませんねぇ、ハダカの写真♪」

 

「・・・・お手数かけました・・・・」

 

どーしよぉ・・・・

誰か持って行ったんだ・・・・

 

恋文の内容もわからず仕舞い・・・・

 

絶対笑われてる・・・・・

顔もモロに出てるし・・・・

あそこもモロだし・・・・

 

 

それからのすーちゃん、1年ほどは

変装人生・・・・

マスクして・・・・

サングラスして・・・・

 

幸いどこかで公開されたとは聞かない・・・・

 

マニアさんのコレクションにはいっとるのか・・・・

 

縄文には連絡つかないし・・・・

 

縄文ちゃん、かわいかったなぁ・・・・

 

でも、自分で男のヌード写真を撮って、

それと一緒に恋文を入れるってどうなんすかね・・・・

縄文ちゃんも結構ヘン差値高いッスよね・・・・

うーん、怪物ランドの仲間やからなぁ・・・・

 

いまだもって、写真も恋文も行方不明だ!

心当たりのある方、ご連絡お待ちしておりまする・・・

 

いまさら出てきても困るけど・・・・

 

さてもう一仕事だ!

次回からは、また7世紀の謎に迫るぞ!

SEE YOU NEXT TIME

 






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Last updated  Sep 20, 2006 05:32:09 PM
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