|
カテゴリ:バンド
「あんた、連休なんだから 家の掃除してよ! 暮れにあんまりできなかったんだからぁ」 素盞嗚家の匈奴、 ダルマかーちゃんが叫んどります・・・ 「言われなくてもそのつもりだったわーい!」 小さい声で悪態を付く素盞嗚君。。。。 おろ? 懐かしい写真が出てきました。 素盞嗚少年が黒ずくめで 黒のストラトキャスターを持って、 スポットライトを浴びとります。 ちょうど今から30年前、 ライブデビューの時の写真でした。 おお! あの時の思い出が・・・・ ・・・・・ ううう、 「マツ」には悪いことしたなぁ・・・・
中学卒業間近の頃、 悪友「エッグ」とエレキギターを買いに行った。 素盞嗚少年はグレコの黒のストラトキャスター、 「エッグ」は確か赤のレスポール。 「むふふ、これでオンナにモテモテだべ、素盞嗚よ」 「あたぼーよ!早いとこバンド組もうぜ♪」 邪な考えでギターを買った二人は その足でもう一人の悪友、 顔面肥大の「ムーミン」に会いに行ったのだった。 「なームーミン、バンドやんべーよ♪」 「バンドかぁ・・・」 空を見上げるムーミン。 本人はカッコ付けてんだろうけど、 サンショウウオの死に際みたいだ・・・ 「なぁ素盞嗚よ、オンナのモテるかなぁ?」 (コイツもおんなじこと考えてやがる) 「あったりめーじゃねーか!」 (オレとエッグはモテモテやけど、オメーは無理やな♪) 「おーし、じゃーオレギターやる!」 「待て待て、オメーにはギターは似合わん!」 「だってギターが一番モテんじゃねーの?」 (だからオメーにはやらせらんねーんだって・・・) 「いやムーミンちっと待て! お前ギターとベース、どっちがデカいと思う?」 「ベースか?」 「そうよ!ギターは結構小せーぞ。 お前な、顔デケーだろ?」 「余計なお世話じゃい! ケンカ売ってんのか!」 「まー待て、ムーミンよ。 要するにバランスの問題だ。 顔のデカいオメーがギター持ったところ想像してみろ」 「・・・・」 「な、ヘンだろ? 一回りデカいベースならどうよ?」 「おぉ、なんかしっくりくるかも♪」 「だろ?いいかムーミン、 オンナにモテたいなら オメーはベースだ。 間違いねー!」 「おっしゃー!ベースで酒池肉林やぁ!」 (残念だがオメーは何やってもモテねーよ・・・・) 心でそう思いながらとりあえずベースが決まった♪ 問題はドラマーをどうするかだった・・・・ 「おい、エッグ、なんかいい智慧ないか?」 エッグがひらめいた! 「マツなんかどうだ?」
この一言でマツの人生が変わってしまったのだった・・・・ 続く・・・
イカン、ソフトの練習や! SEE YOU NEXT TIME
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[バンド] カテゴリの最新記事
|