素盞嗚（スサノオ）の日本古代史

はつ「すーのオッチャン、

　　帰んなくて大丈夫なの？」

素「ううう・・・・

　お前まで心配してくれんの？」

吟「いつまでもココにいちゃいけないよ、

　お前さん。

　か、かいーの・・・」

素「・・・・

　そろそろ帰らねばなぁ・・・」

家出から３日目の夜・・・

素「た、ただいまぁ・・」

「・・・・・・」

しーん・・・・

嫁素盞嗚はソファーに寝っ転がってＴＶ見て、

子素盞嗚２号は背中を向けてＰＣゲームに熱中・・・

１号は予備校から帰ってきて

ひたすらメシを喰っておる。

素「えーとえーと、

　昼間来て、シンクの洗い物と

　洗濯しといたのわかった？

　えへえへ♪」

「・・・・・」

しーん・・・・

素「あの・・・ごめんさい・・・・」

嫁「・・・・子供たちには？」

素「んと、みなさん、

　ごみんさい・・・」

「・・・・・」

しーん・・・・・

プチ・・・

２号君はＰＣの電源切って、

１号は早々にメシ切り上げて

自分の部屋に行ってしまった・・・

リビング嫁素盞嗚と二人っきり・・・

嫁素盞嗚は相変わらず寝っ転がって

白衣を着た福山雅治のドラマを見とる。

素「あ、あの・・・このマーボー豆腐喰っていいの？」

「・・・・・」

しーん・・・・・

ながーい沈黙・・・・

素「こ、このドラマ、面白そだね♪」

「・・・・・・」

しーん・・・・

「もう二度としないからゆるしてーな！」

「・・・あたしゃいいけど、

　子供たちは一層アンタを嫌いになったみたいよ・・・」

がーん！

一層って何？一層って・・・・

もともと嫌われてるわけ？

その後、必要以上に口をきいてくれない家族・・・

「ただいまー、プリン買ってきたぞぉ！」

「・・・・・」

しーん・・・・

「洗い物、やっとくからね♪」

「・・・・・」

しーん・・・・・

いまだ針のむしろに座られれてる素盞嗚君でぷ・・・

今日はケーキでも買ってくかなぁ・・・

とほほ・・・・

テメー、

ザマー見ろ！

って思ってんだろ！

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