素盞嗚（スサノオ）の日本古代史

ない・・・・

・・・・・

カバンに入れたはずなのに・・・

ガサゴソガサゴソ・・・

「まったく夜中に何やってんのよ！」

イカン、嫁素盞嗚を起こしてしまった。

「いや、それが・・・」

「はっきりしなさいよ！

　うわ！酒臭い！

　そんで、なんか失くしたの？」

「ううう・・・・お財布・・・」

「いくら入ってたのよ？」

「４万ちっと・・・」

「あんた、明日から長野出張じゃなかったっけ？」

「はい、その通りッス・・・」

「んったく、どーすんのよ！」

あんまりうるさいもんで、

お子らが起きてきた。

１号「どうかしたの？」

嫁「あんたのおとーさん、

　酔っ払ってお金落としたんだって。

　それで明日の出張行けないんだって、

　ぶぁーかだよね」

素「１号くーん、お金なぁい？」

１号「なんか先週もそんなこと言ってなかったけ？

　１０００円ぐらいならあると思うけど」

素「ううう、かーちゃーん・・・」

嫁「まーったく・・・

　アタシだって４０００円ぐらいしかないよ」

そこに起きてきた２号。

素「おぉ、お前確かお金貯めてたよな、

　とーちゃんの大ピンチや、金貸して♪」

結局嫁から４０００円、

１号から１０００円、

２号から８０００円。

合計１３０００円で

長野１泊２日の旅となっちまいました。

予定では４時起きで、５時出発。

３時間ほど寝れるで、すぐに床に就きました。

でもどこで失くしたんやろ？

免許書も印鑑証明のカードも、

モロモロカードあったのに、

ぜーんぶ失くしちまった・・・・

シオシオのパーや・・・・

いつしか深い眠りについた素盞嗚君。

・・・・

ん？

そろそろ４時ぐらいかね？

ううう・・・・

頭いたーい・・・・

ってよか、まだ酔ってるがな・・・

・・・

だぁぁぁぁ！

６時５分前じゃ

家から車で約３時間半かかる道のり、

８時半に豊科に着かなきゃなんないのに・・・

しかも持ち金１３０００円・・・

とりあえずガソリン５０００円ぐらい入れて、

高速代は６０００円ぐらい。

とにかく出発や！

６時１５分に車に乗って出発しました。

これって、免許不携帯の

飲酒運転になるんだよね・・・

しかも高速はぶっ飛ばして行かねばならんし・・・

・・・・

ええーい！ままよ！

どうなるすーさん！

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