素盞嗚（スサノオ）の日本古代史

最終の空港バスに乗り遅れた素盞嗚くん、
とにかくどげんかせんとイカン。
いろいろ考えたとです。

１．明日までなんとかしのいで、
　　明日朝一番で、かみさんから送金してもらう。
　　　そうしよう！
　　　ちょっと待て、明日は土曜日、
　　　明後日は日曜日、月曜日も祝日････
　　　ダメじゃん････

２．取引先の担当者に連絡をとって、
　　泊めてもらってお金も借りて
　　明日飛行機で帰る。
　　　現実的にはこっちが最良なんだけど、取引先に弱みは見せたくない･･･
　　　一応コンサルタントだし････
　　　それにお金を返すアテもなし････

３．歩いて帰る････
　　　何日かかるとですか･････

４．とにかく歩く。
　　　これしかかなです。

バイパス多良見から長崎市街方面に歩こう。
歩けば事態は必ず開けーる！　　　　　　　　

わけもなし････

途中取引先の近くを通るし、
それまでに担当者に連絡するか考えるべーし！

ということで重たいカバンを持って歩いたとです。

道中、いろいろ頭を回しました。

担当者に連絡するゆーても、夜９時も近いし、
みんな懇親会で呑んどるし･････

ちょっと待て！
電車の各駅停車で帰るってどうよ？

ケータイで調べました。
ううう････
１７，０００円もかかるがね。

しかも明日朝一番の電車に乗っても、
その日は米原（岐阜県）までしか行かへんねん。
横浜に着くのは明後日の１４：００だし････
やっぱり担当者に連絡するしかなかですかね････

いや待て！
昔懐かしい「キセル」ってどうかね？
長崎から横浜まで１２０円で帰るか！

･････

ダメじゃ････
米原で駅から出られませんがな････

９時半かぁ･････
担当者に連絡するにも時間が時間やね････

待てよ、
米原の改札のおっちゃんに
「キップ失くしたとですぅ････」
とかなんとか言ったら切り抜けられるかも！

ぐふふ････
その手があったですわい♪

一人暗闇で不気味にほくそ笑む素盞嗚くん、
一路長崎市街に向かいました。

途中道も見えなくなるほどの暗闇を
一人トボトボと歩き続け、
いよいよ市街に到着♪

ちょうど午前０時を超えたところでした。
さてここからどうする？

前提はこうだ！
１．所持金５，６００円
２．懇親会のお土産でまんじゅう５個もらった
３．ケータイの充電が切れそう
４．現在地は思案橋あたりの繁華街

君ならどーする？？？
次回に続くぅ！