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カテゴリ:ハルの毎日
えー タイトル通り 今朝ハルが失踪しました
月曜日から風邪で発熱しているハル 今日は母が1日会社を休んで 看病をする予定となっていた 元気なベニは登園させるため いつもどおりに準備をしていると 出かける時間になっても ハルは起きてこなかった いびきをかいてぐっすり寝ていたので 起こすのもかわいそうと そのままハルを寝かせておき ベニと2人で家を出た ハルは1人でお留守番をすることには慣れていて 母がお買い物に行く時など 30分位なら1人で待っていてくれるのだ なので 仮に1人で目覚めてしまっても 大丈夫だろうと考えた 結果 これが間違いだったわけだが... 大丈夫とはいえ 少し不安な気持ちがある母 『体調もイマイチだし 不安で泣いていたらかわいそう』 と 大急ぎで帰宅したのだが 異変が 締めていったはずの 玄関の鍵が開いている ハルが寝ていたはずの 寝室のドアが開いている 玄関にあったはずの ハルのクロックスがない ハルがいない ハルがいない!!!!! ここからはもう母 必死ですよ 必死 マンション中を走り回って ハルのことを探した ハル家のマンションには 外に出る出口が何か所もあり 1人では到底ふさぎきれない しかも館内はオートロックだらけのため 鍵を持っていないハルは 1人では家まで決して戻れない 途中コンシェルジュにハルを見なかったか確認し 協力してもらった マンションの警備員も総動員で 館内とその周辺を探してもらった そうこうしていると 保育園のクラスのママから連絡が 「今 生協の前をパジャマ姿のハルくんが走ってたような 人違いだったらごめんね でも気になったから...」 それだーっ!!! 生協の先には ハルたちの通う保育園がある きっとハルは 母がベニを送るために保育園に行ったのだと考え 母を追いかけてきたのだ そうだ 行先は保育園だ! 大急ぎで自転車に飛び乗り 生協に向かった 途中保育園の先生にも連絡をし ハルが向かっているかもしれないと伝えた 先生も園から出て 生協に向かって付近を探してくれた ところが ハルの姿はどこにもない 生協からハルの保育園までは ほぼ1本道で それほど距離もない 下からは母 上からは先生が挟み撃ちしているのに ハルが見つからない 一体 どこへ行ってしまったのだろう... 途方に暮れかけたその時 ばあばから電話が 「ねぇ ハルくんきてるけど パジャマのまま」 ... ...生協の先の 保育園の先には そうだ ばあばの家があった ばあばの家までは 大人の足でも徒歩25分 そこを まさか5歳の子が歩いて行くとは 思いもよらなかった ばあばの家に1人で行ったことなど1度もないわけで しかも 母は ハルが母を探していると思い込んでいたため ばあばの家は 行き先の選択肢からはずしてしまっていたのだ 先生にとりあえずお礼をし 次は急いでばあばの家へ するとそこには 毛布にくるまってホットココアを飲むハルの姿が 涙1つ見せず ばあばのおうちにたどり着いたそう 何があったのか聞いても 最初は言葉少なだったハル 帰り道 母と2人になったところで 全てをお話ししてくれた 「ハルくんおきたらね べにもマニーもおとうちゃんもいなかった リビングにいっても だれもいなくて びっくりしたの マニーがかいしゃにいっちゃったんだとおもって で よるまでひとりでまってるのは いやだとおもって だから ばあばのおうちにいこうとおもったの とちゅう ちょっところんじゃったけど なかなかったよ」 ハルは母を探すために出て行ったのではなかった 母の帰りを待つ場所を目指して 出て行ったのだった 母 猛反省するしかなく ハルが寝ている間に出かけてしまったことにも 猛反省 今日は 母が会社を休んでハルと1日一緒にいることを きちんと伝えてあげていなかったことにも 猛反省 ハルをこんなに不安な気持ちにさせてしまったことにも 猛反省 母のすべての行動に 猛反省 帰ってから 今日の母の行動について ハルに謝り さらに ハルを1人夜まで留守番させることなど 絶対にないこと さらに もう二度とおうちを勝手に出て行かないことなど きちんとお話をした 5歳って 母が考えている以上にまだまだ子供で でも 母が考えている以上に ずっとしっかりしていて とにかくもう2度と 彼を見失わないことを誓った 母なのだった いろんな意味で 武勇伝...とか言ってる場合じゃないか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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