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こぶたのベイブウ映画日記

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September 21, 2009
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禁欲的な神父を演じたホアキン・フェニックスが、
魂まで堕ちてゆく姿が魅力たっぷりで目が離せない!

熱いものを秘めた、あの瞳。どこかエロティックで
ドラマチック。もう、たまらないものがあるんです!

この映画は、ホアキン目当てに、なんどか見たけど、
見るたび、神父の堕ちゆく姿にそそられてしまいます。

物語で興味深かったのは、サディズムの語源になった
マルキ・ド・サド侯爵が意外とノーマルだったことだ。

院長の方が、ずっとサディスティックで怖かったし、
他の人も、あやういアブノーマルさをたたえていた。

サド侯爵は、創作の泉の元に生まれた希有な作家で、
尽きないイマジネーションを、書いて、書いて、
ただ、ひたすら書き残しておきたかったんだと思った。

あの時代の、あるクリエイターの情熱に圧倒された。
見どころの多い映画で、とても面白かったです。

(2000年/アメリカ)

* * * * * * * *お友だちの映画満足度 * * * * * * * *

バラクーダさん・・★★★★

 
クイルズ

◇バラクーダさん
「学生のころ、澁澤龍彦の本を良く読んでいたから
興味をひかれる物語で、とても面白かったです」



ノート クイルズ = 羽ペンのこと

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最終更新日  October 13, 2009 02:18:04 PM
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