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こぶたのベイブウ映画日記

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October 13, 2011
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カテゴリ:ドラマ・青春
みなさん、こんにちは。
お久しぶりです。お元気ですか?

3月11日の震災から7ヶ月たちました。



みなさんも、いろいろと大変だと思います。
実は、私も週3回のリハビリ生活をしています。

不運な事故で、首と鎖骨、肩の骨を痛めてしまい、
右肩から下が痛くて動かせなくなってしまったんです。

骨が微妙にずれてしまって神経を圧迫してるらしく、
指先が使えなかったり、顔を上に向けられなかったり。

いま窮屈なギブスをつけていて、お風呂のとき以外、
ずっとつけているのですが、これを外すと、もう大変!

骨がずれたところがキリキリ痛くて、痛みのこと以外、
何も考えられなくなってしまいます・・



そんな時、ルイ・マル監督の「鬼火」を久しぶりに見ました。
私は凡人だから、元気なうちは生きていたいと思いました。



「生きる為に生きてゐる」我々人間の哀れさを感じたと
芥川龍之介さんが書き残していますが、私は凡人だから、
唯ぼんやりとした不安を感じても生きていたいと思いました。



アルチュール・ランボーのように、詩人から武器商人になり、
自分の中の、俗な部分を受け入れて生きるのも素敵かも・・

当たり前のように身体が動くのは、とても幸せなことだし、
その身体が動くうちに、あれをやりたい、これをやりたい。

私は俗な人間だから、生かされているうちは、死にたくない。
この儚く、平凡な人生に、しがみついていたいと思いました。

(1963年/フランス・イタリア)

* * * * * * * * * * お友だちの映画満足度 * * * * * * * * * *

バラクーダさん・・★★☆



◇バラクーダさん
「エリック・サティのピアノ曲、
グノシエンヌが切なく流れていいね」

◆映画で遊ぼう!→こっそり映画しりとり
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最終更新日  October 14, 2011 03:53:35 AM
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