テーマ:今日のワイン(6040)
カテゴリ:ワイン
先日、夫が、シャンベルタン・クロ・ドゥ・ベーズの94年(フェヴレー社)を入手して来ました。94年は、ブルゴーニュにとっては、あまり良い収穫年ではありませんが、何と言ってもグランクリュであり、シャンベルタン・クロ・ドゥ・ベーズは、シャンベルタンの名で、販売する事が許されているのです。期待が膨らみます。日曜日に開けましょうという事になりました。
フィルターにかけていないという事なので、前もってパニエに入れておきました。抜栓し、コルクをチェック。おぉ~!素晴らしい芳香を予感させられます。グラスに注ぐと、ブルゴーニュらしい透明感。すでに、ガーネット色からオレンジがかった色調です。やはり94年という事で、熟成の早さを感じます。良いヴィンテージ程、熟成に時間が掛かるのです。 芳香は素晴らしく、この上なくエレガントです。皮革、キノコ、湿った森の土、スミレの花、丁子、ラズベリー、カラメル等の香りが混ざり合い、ポプリの箱を開けたかの様な印象です。 味わいは、ブルゴーニュにしては、しっかりしたタンニンを感じました。欲を言えば、サラッとしていて、コクが足りないのが残念でした。その点は、収穫年があまり良くないので、仕方のないところですが。しかし!大満足の一本でした。できれば、よいヴィンテージの物と今回の比較をしてみたいと思いました。 これは前菜の「ブレザオラのサラダ仕立て」。 フェラーリの無年号と合わせました。 「ブレザオラのサラダ仕立て」の中はこんな感じです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/07/07 12:40:05 AM
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