ベイビー＊ミラノ　ヴィンタージュ２００５

里帰りの日。夕方、ミラノのカドルナ駅から、マルペンサ・エクスプレスで空港へ。以前、バスで空港に行ったとき、高速道路が閉鎖されて、飛行機に乗り遅れそうになった事があるので、普通、この電車を使います。

空港に着き、チェックインカウンターへ行くと、長蛇の列です。でも、私は、子連れなので、すぐにチェックインの手続きが出来ました。しかし、ここでちょっと問題がありました。チケットを取った旅行代理店を通じて、エアラインのファミリーサービスを申し込んでいたのですが、コンピューターには、ファミリーサービスの依頼が入っていないと言われ、びっくり。カウンターの方々の采配で、その場でコンピューターに、入れて貰えたのですが、マルペンサ空港内でのサービスは受けられませんでした。

この日の便は、超満席でした。息子は、２歳未満なので、料金１０％を支払いますが、席はありません。空席がある場合は、余分に２～３席ブロックして貰える事が多いらしいのですが、今回は、無理でした。１２キロ近い息子を１２時間も抱っこという事に不安を覚えましたが、今更、そんな心配をしても仕方がないので、私は、機内で何も食べられないと想定して、空港でしっかり食事を取り、息子のオムツも替えておきました。

夫が付いて来られるのは、出国審査の前までです。時間ぎりぎり迄は、出国検査場の前で夫と過ごしました。いよいよ時間になると、夫は、息子（私ではなく）との別れに涙ぐんでいました。

ゲートに着くと、いつも息子を連れて行く公園に、やはりお嬢さんを連れていらっしゃる日本人のママとお嬢さんを発見。やはり、お二人でご旅行との事で、大変心強く思いました。

息子は、離陸時には、眠っていましたが、ミールサービスが始まると目を覚まして、ぐずりだしましたが、サービスが終わる頃には、再び眠っていました。ナイト・フライトだったので、大騒ぎになると困ると思っていたのですが、息子にとっても、眠る時間に当たっていたので、たまにぐずったりしましたが、比較的おとなしく眠っていました。

機内では、アテンダントの方々に色々と親切に気を遣って頂きました。唯一、リクエストしていたベビーミールが、酷くしょっぱくて息子に与えられなかったのが残念でした。多分、日本発の便では、もっと美味しいのだろうと思います。

息子は、着陸時に、耳痛を起こすことも無く、飛行機は、無事に成田空港に到着しました。