テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:ミラノ
昨日の、CD事件は、夫と私が予定していた計画をすっかりぶち壊してしまいました。・・・と言うと、大袈裟ですが、実は、息子は、伝い歩きを始めた頃、CDをラックから引っ張り出して、床に落とすといういたずらを頻繁にしていました。
見かねて、当時の息子が届きそうな範囲のCDは、全部どけて、ラックの隣にある本棚に、重ねておいていたのです。お世辞にも、美しいとは言えない光景なのですが、他に置く場所も無いので、しかたありません。それが、今もそのままだったのですが、数日前、息子も、CDにもう興味は、無いようだから、そろそろCDを元通りに、ラックに入れようと決めた所だったのです。 こうなっては、CDをラックに戻す訳には、行きませんが、本棚の上のCDにも、うんざりです。そこで、息子の手の届く範囲のCDを箱に入れてしまう事にしました。箱が部屋にあるのも、嬉しくはありませんが、本棚の上に乱雑に乗っているよりはマシです。 CDの箱詰めを終え、今日は、どうしても、ミラノの中心(チェントロ)に買い物に行こうと考えていました。何を買うのかというと、プラスチックのまな板と挽肉です。 ミラノのシンボル、ドゥオモ。 屋根の天辺のマドンニーナ像は金張りです。 ドゥオモは、屋根の上にも、上る事ができます。 プラスチックのまな板は、家の近所でも探したのですが、何故か売っていなかったので、以前、プラスチックのまな板を買った、リナシェンテというデパートに行く事にしたのです。リナシェンテは、この秋にリニューアルオープンをしたのですが、私は、まだオープン後にいった事がありませんでした。 もう行って見た夫によると、新しいブランドが入っているとの事。夫は、ブランドには、詳しくありませんが、私達の結婚指輪を買った「ブルガリ」と私が、よく人から頼まれて、買い物に行く「ルイ・ヴィトン」だけは、良く覚えていて、「ブルガリとルイ・ヴィトンが入ったよ。」と言っていました。 リナシェンテに着いて、興味津々で、見てみると、ブルガリとルイ・ヴィトンの他に、カルティエが入っています。ゆっくり見たいのですが、息子にぐずられない内に、買い物を済ませなくてはと、家庭用品の売り場へ行くと、ここも、配置がかなり変わっています。 以前にあった、キッチン小物を売っていた雑多なコーナーがなくなっています。「これじゃあ、プラスチックのまな板は、無いかも・・・。」と思いつつ探していると、ありました!1種類だけで、選ぶも何もなく、大、中2枚を購入しました。 家庭用品の売り場には、「ル・クルーゼ」のコーナーも新設されていました。出ているお鍋は、何故か、オレンジと赤ばかり。そこに、黒が1,2点。ブルーのとかだって、素敵なのに、イタリア人には、受けないのかな~?あ、でも、夫は、ブルーのが欲しいって言っていたので、そんな事ないですね。 さて、リナシェンテを後にして、今度は、食料品店のペックへ。ここで、息子用の牛の挽肉を買う予定です。近頃、スーパーの挽肉の質が、酷く落ちてしまって、困っていたのです。夕方に買ったものを次の日のお昼に使おうと思ったら、もうグレーになってしまいます。夫によると、ドイツから、イタリアに消費期限切れの肉が、大量に入ってきているのだそう。 ペックは、肉の原産地を明記している上、塊りの肉をその場で、挽いてくれるので、安心です。それに、夫の友人の獣医さんが、公衆衛生の検査で、ペックに行った事があって、「あそこは、安心。」と話していました。息子の挽肉の他、パンと、チーズも買いました。 金曜日の午後のせいか、どこも、混んでいて、思ったよりも、時間が掛かってしまいました。本当は、息子の下着を見に、プチ・バトーにも寄りたかったのですが、息子も飽きている様ですし、大分、暗くなって来ました。プチ・バトーは、またにして、もう帰りましょう。 ドゥオモ広場からの眺め。 ヴィットリオ・エマヌエーレ2世アーケードの入り口が見えます。 アーケードの先には、スカラ座があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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