カテゴリ:子育て
息子の食事の様子を見ていて、その味覚の繊細さに驚かされる事があります。食品の素材の良し悪しや、質の違いを敏感に感じる様です。大人顔負けというか、ある意味では、大人以上に、鋭敏です。
息子に、ご飯を食べさせようと、お米を炊きました。普段は、スペイン産のあきたこまちを食べているのですが、今日は、日本から持って帰ってきた、コシヒカリを炊いてみました。息子は、普段は、あまり白いご飯を食べてくれないのですが、今日は、大人のお茶碗に一杯分程、白いご飯をパクパクと食べて、大好きなお魚に、目もくれませんでした。 トマトソースのパスタも、夫の実家から送ってもらった、自家製のピューレを使った時には、食べっぷりが違います。お肉が上等だったり、お魚が新鮮だったりという時にも、勢いが違います。質のあまり良くないチーズに至っては、全く食べようとしません。 多分、離乳食時代は、食べ物に味付けが無く、素材そのものの味を味わっていたので、ちょっとした違いにも気が付くのかもしれませんし、人間の味覚は、本来とてもデリケートなものなのかもしれません。 以前、イタリア人の人から、「小さいうちは、味なんか分らないから、食べ物に気を遣う事はないわよ。」と言われました。イタリアでは、毎日、毎食、同じ離乳食を与えるのが、普通らしいのです。 でも、息子が離乳食になって、すぐに、味が分るらしいと気付いたので、色々な食品を与えてみました。今、思うと、色々食べさせて良かった!こんなに、子供の味覚が、デリケートなら、毎日、同じ物では、すぐに、飽きてしまったでしょうから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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