テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:ミラノ
私達が住んでいる建物で、今朝10時から12時まで、ガスの検査があるので、その間は、ガスが使えないと貼紙がしてありました。
「ガスの検査?」・・・ガスの検査という言葉を見て、先日、友人と電話で話した時の事を思い出しました。その友人は、長年、ミラノに住んでいたのですが、結婚して、他の都市に引っ越したのです。 久し振りの電話で、彼女が、私に、「ミラノでガス爆発があったの知ってる?」と聞きました。「ううん。」と私。聞けば、ガス爆発があったのは、私が日本から帰ってきた、翌々日。何だか、まだ、ぼんやりしていて、ニュースなんて、見ていなかった頃。でも、良く考えると、夫が、「ガス爆発があったんだよ。」って言っていた様な気が・・・。 「爆発があったの、私が前に住んでいた所なんだよ。」と彼女。「ええ~っ!」驚きました!彼女のお家には、私も、何回かおじゃました事があったのです。大きな事故で、建物が吹っ飛んで、亡くなった方もいたのだそう。彼女は、たまたま、ミラノに用事があって来ていて、事故後の建物を見たら、以前、彼女が使っていたベッドが、だらーんと外に垂れ下がっていたそう・・・。 原因は、ガスの手入れが行き届いていなかった為だとの事。ガスの手入れと聞いて、その時、とても、不安に思ったのです。私達が住んでいる建物は、1920年代に建てられたもの。こういう中途半端に古い建物というのが、一番手入れが行き届いていなくて、設備も古いのです。 以前、ブレラ地区というミラノの中心に近い所に、8年程住んでいたのですが、その地域は、建物が古くて、私が住んでいた建物は、なんと1700年代のものでした。でも、あまりに古いため、内装や設備は、新しくしてあったため、生活そのものは、割りに快適でした。 話を元に戻すと、今、住んでいる所は、電気の配線も古いし、水道管も古くて、水が漏った事もあります。ガス管は、大丈夫なのかしら?自分の家のガスの手入れといっても、ガス台の掃除くらいしかできないし・・・。何だか、考えれば考える程、不安になってしまいました。 こういう心配をするのは、嫌なので、次回、引っ越す時は、う~んと古い建物か、反対に、新しい建物にしましょう。どこか、広くて、安くて、便利で、環境の良いところがあるといいのですが・・・。そんな所、ある訳ありませんね・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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