カテゴリ:子育て
気候も良くなって、お外遊びをするには、ぴったりの季節になりました。寒い間には、ほとんど人がいなかった公園も、今日は、沢山の子供達が来ていました。
息子は、近頃、他の子供達にも興味を示すようになって、他の子に近づいていったり、顔を覗き込んだりするようになりました。こうやって、だんだんと他の子供達と一緒に遊ぶ様になって行くんですね。 公園では、シャボン玉を飛ばしているおばさんがいて、子供達は、大喜び。丸い物、飛ぶ物が大好きな息子も、「キャーキャー」言って喜んで、シャボン玉を追いかけていました。 シャボン玉を追いかける息子。 嬉しくって、満面の笑み! シャボン玉液が無くなったおばさんが、ベンチから立とうとすると、息子が押し留め様として、夫も私も、笑ってしまいました。おばさんは、気がつかなくて、さっさと立ち上がっていなくなってしまったのですが、息子は、おばさんが座っていた場所を、しきりに手で叩いて、「座って!」というジェスチャーをしていました。息子は、私達に座って欲しい時に、いつもこのジェスチャーをするのです。 さて、公園での一番人気の遊具と言うと、ブランコです。以前にも書きましたが、ブランコには、2種類あって、日本と同じタイプの物と、囲いが付いている小さい子供用の物があります。 特に、人気なのは、囲いが付いている方で、余程人がいない時でない限り、列を作って順番を待つ事になります。ブランコは、2台あって、1台ずつ交互に交代するというのが、不文律になっています。 息子がブランコに乗りたがったので、順番を待つ事にしました。息子の前に男の子が一人待っています。ブランコに乗っているのは、南米系の女の子とハンディキャップのある男の子です。 もう私は、大分前から、気が付いていたのですが、この女の子は、もう延々とブランコに乗っていて、隣のブランコが何回転もしているのに、全く降りる気配がないのです。ブランコを押しているお母さんは、周囲の様子など全くお構いなしです。 と、遂に、男の子のお父さんが、「待っている子がいるから、降りようね。」と言って、男の子を降ろしたのです。この光景を見て、私は、すっかり頭に来てしまいました。 この男の子は、人に支えて貰って、やっと座る事ができるだけで、全く動けず、このブランコは、この男の子が唯一遊べる遊具なのです。それなのに・・・。私は、あからさまに、ブランコに乗っている女の子のお母さんの顔を睨み付けました。 すると、お母さんは、慌てて、女の子に、「待っている人がいるから降りる?」と聞きました。子供に聞けば、「降りる。」というはずはありません。女の子は、それからもブランコに乗り続けて、お母さんの方は、「降りる?」と聞くのを繰り返すだけ。 私は、こういう威厳のない母親の態度を見ていると、ますます腹が立って来るし、息子も、待ちくたびれて、暴れだしたので、退散する事に。 私が、怒っていると、夫は、「君は、いつもどうにもならない事に、ストレスを感じるんだね。君がいくら腹を立てても、ああいう人は、変わらないよ。」と言います。 でも、私は、夫の様には、達観できません。こういう風に育てられた子が、息子の同級生かも、とか考えると、ますます憂鬱になったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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