テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:ミラノ
日本では、物乞いをする人を見る事は、ほとんどありませんけれど、ミラノでは、一歩街に出れば、物乞いを見かけます。
地下鉄にもよく現れて、「私は、貧しくて、小さい子供を抱えて食べるものもありません。」などと演説(?)をしてから、1人1人に紙コップを差し出しながら車両を回ります。 何でこんな話を書いているのかと言うと、実は、知人からビックリするような事を聞いたからなのです。 知人には、赤ちゃんのいる友人がいて、彼女は、共働きの為、ベビーシッターを雇ったのだそう。ある日、仕事が早く終わって、いつもより早く帰宅すると、家には、赤ちゃんもベビーシッターもいません。 管理人さんに聞いてみると、ベビーシッターは赤ちゃんを連れて出掛けたと言われ、おまけに、ベビーシッターは、毎日、赤ちゃんを連れて出掛けているという事が分かったのです。 知人の友人は、次の日、ベビーシッターがどこに行くのか、後をつけて行ってみました。すると・・・。ベビーシッターは、赤ちゃんを抱いて、地下鉄で物乞いをしていたのだそう。 知人は、「ベビーシッターを頼むなら、信頼できる人に頼まないとだめだよ。」と言っていましたが、こんな話を聞いたら、簡単にベビーシッターは頼めませんね。 でも、地下鉄の物乞いは、今までも、「本当にそんなに貧しいの?だって、切符買って乗ってるんでしょう?」と、ちょっと疑っていたのですが、やっぱりね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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