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Nov 10, 2005
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夕食を作っていると裏口で人懐っこい鳴き声がした。
同じ長屋のナショナルが飼っている猫であった。
パプア・ニューギニアでもペットとして動物を飼う人はいるが
殆どがガリガリに痩せている。
この猫も例外にもれずアバラが浮き上がるほどの細身だ。
先週貰ったマグロの赤身を冷凍から出してキムチ鍋にしようとして
いたので匂いに誘われてきたようだ。
網戸に乗りかかって懇願されたので2切れほど与えてやった。
えさを貰いに来た割に警戒していたのだが、一つを食べると飼い主の
部屋まで戻ってしまった。
地べたに置いたもう一切れが勿体ないと思っていると、子猫を連れて
やって来た。
子猫と一緒にもう一切れを食べると更に食べ物を要求してくる。
現地のナショナルと性格は一緒やと思いながら皿にご飯とキムチ鍋の
お汁をあげた。
が、さすがに猫、熱いご飯に手が付けられないらしく、なんとかしてくれ
と言わんばかりにわたしの周りをうろつき始めた。
冷凍庫から氷を持ち出し少しでも冷めるようにご飯の皿に乗せてやった。
しばらく様子を見ていた猫の親子もヒンヤリ感が伝わったのかご飯を
キレイに食べた。
まだ、欲しがっている様子だったがずうずうしさに嫌気が差してもう止めた。
これまで敷地内で見かけても全く知らん振りだったのに飯となると
寄って来るとは正に畜生。


本日の危険度
20%…猫の生態を見ていると女性を連想してしまうのであった。





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Last updated  Nov 14, 2005 09:43:57 PM
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