カテゴリ:青年海外協力隊
JICAでの帰国報告を行なった。
相手は国担当とその上司ということであった。 国担当は以前PNGに来てくれていたので活動内容は既に 把握しており、主な話題は在外事務所でも述べたJICAへの提言であった。 青年海外協力隊員は様々な職種、キャリアの人間が参加している。 思うに世間的にはまだ認知度は低く、知ってる人や参加希望者は 途上国の協力をしたいと言う思いを大きく持っているだろう。 しかし、実際には我々は事務所もよく把握していない配属先に赴任し 活動を行う。当然様々な問題が活動を妨げる訳だが、少なくとも PNG在外の事務所はそのような事態に対しての援護射撃が満足に 行なわれなかった。これでは、我々が前向きな気持ちで途上国に 赴任しても満足に活動できない。この責任の一端はボランティア調整員と 呼ばれる人達が手当てに応じた働きをしていない事にあるとわたしは 考える。彼ら言って見れば派遣社員のようなもので隊員OBやJICA関係者 一般の参加者などが資格やテストをクリアした上で派遣されてくる。 任期は2年で期間が終了すればJICAと全く関係無い人間になるのは 我々協力隊員と同じである。要は業務怠慢者も現場でJICAの人間が 指導も行なわなければ楽して大金を手に入れられるのだ。 2年という限られた期間適当に勤務し、その後の責任も追及されない。 こんな事では隊員のモチベーションも下がってしまう。 そこでJICA職員が調整員に対して積極的に注意指導を行なって もらいたいのだ。 この事に関して報告してきた訳だが、所詮協力隊員のわたしの 意見など恐らく取り入れられないだろう。 本日の危険度 90%…改善の何か良いアイデアはないものか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 24, 2005 10:13:44 PM
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