父の闘病生活から亡くなるまで、介護しながら感じたこと、得たことについて書き記したいなと思い掲載します。
父は以前より肺がんからリンパにがんが転移、治療で回復したものの、今度は白血病になり今年の1月に亡くなりました。
闘病生活は長かったのですが白血病になってからの最も大変な闘病期間は約6か月くらいです。
週2回の輸血、がん治療と体力、白血病との関係で2つの病院で連携して治療していました。
70過ぎていたので進行は緩やかだったのかな、と思っています。
私は、仕事をやめ、看病し最期を看取ることを選びました。
亡くなってから、父に『ああしておけばよかった』と思うほうが、後の人生辛くなると思っていました。
生活はとても苦しいですが後悔はしていないのです。
きっと、悩んで悩んで出した結果、介護すると決めたからでしょう。
そして、決断は間違っていなかったという結論に至ったからです。
看病しながら最後の父を観て思ったこと、
それは『人生は一度っきり、出来ること、したいことをしないと後悔する』です。
当たり前のことですが、これが今まで難しかった。
父は釣りが好きでアウトドアが好きで盆栽が好きで演歌が好きで。
歩くことが困難になってから、ベットの上で釣りの仕掛けを作ったり、CDを聴いたり出来る楽しみをしていました。
と同時に、自分の人生と自分の最期を父を観て考えるようになりました。
そうして出した結論が、『人生は一度っきり、出来ること、したいことをしないと後悔する』です。
自分の人生です。結果がどうあれ進みたい道を選択し生きるのが自然だと感じてましたし、今もそう思っています。
今は自分の道、育児や残った母の事、生活費をどうするかなど大きな問題があります。
以前の私なら心が折れていたかもしれません。
でも、『人生は一度っきり、出来ること、したいことをしないと後悔する』と考えながら、人生の選択をしていくと精神的に生きやすいし自分らしいと思っています。
辛い状況の方がいたら、今一度自分と向き合って自分らしくなってほしいと思います。
また、私の経験が参考になれば幸いです。