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ぼちぼちいこか

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December 4, 2005
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カテゴリ:ひとりごと
ほとんどテレビがついていない家なので、
これって決めなければテレビを見ない。
でもって、テレビを見始めると、集中して見てしまう家なのです。

昨日、なにげに新聞のテレビ欄で
終わりに見た街をみつけ、
見ることにした。

いやぁ~。
Blogを渡り歩いたり、公式サイトの掲示板でも、
いろいろな意見がありましたが、
私は、「中高生に見せてよかった」と思いました。

いきなり現代から昭和19年にタイムスリップする家族。
不思議とわがやと似ていて、
3級違いの上娘した息子(家にはちびがいますが)で
東京近郊の住宅地にすむ家族とその友人父子。
飼い犬が柴犬(これも同じ)

いつまでも現代の世を捨てきれない親世代(って私たちと同世代)
子どもたちも余りもの不便な生活に
思うことがあるのだけけれど、最後は生きているその時代に
生きなきゃと思うようになる。

そして、いつまでも自分のしっている歴史のままだと、
平成の本に書いてある通りになるはずだと信じていたおとうさん。

けど事実は違い、
ないはずの空襲で吹き飛ばされる。
その時また時代が進む。

今度は今の世ではなく、未来の日本、東京に原爆が落ちる。

家の中高生の心には何かいいようなない余韻があった様子。

捉え方はどうあれ、現代社会に警告していることは事実で、
昭和19年当時10歳だった山田太一さんは子どもながらに終戦を体験し、
今の世に何かを伝えようとしているんだと、思いました。

今の中高生を見ていると(いやそれよりも小さい子たちも)
刹那的な考えを持っていて、
それに対する警告でもあったと思います。

我が家は息子が終了後「原作が読みたい」と
すぐに図書館で検索をかけました。
予約ゼロでしたのですぐさま予約。
終りに見た街
楽天の本屋さんでは在庫がないようです。

ちょっと心が揺らいでいます。





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最終更新日  December 4, 2005 07:45:03 AM
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