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ぼちぼちいこか

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December 16, 2005
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カテゴリ:子ども
おととい個人面談で、
息子の担任と話をした。

子どもたちはこんな大人に絶望を感じているだろうな。
夢も希望も感じることができない大人の生き方。

「今の3年生は大変です。
私たちも努力はしていますが、
それ以上に今の1年生は幼くて、
この子は(だいたい目の前に子どもがいるのにこの子っていうのおかしい)
大人だから、そんなことはないけど、
進級していくうちに、どんどん悪くなるんじゃないかと思っています」

はぁ??
この人何いっているの?

息子の顔つきが顔色が悪くなる。

これじゃホームルームいやで仕方ないだろうな。
学校に行きたくなくなるよ。

この言葉は、大人の言葉ではないです。
少なくとも、子どもの前で言ってほしくなかった。
ってだいたいクラス役員をして、
全体の運営委員会とつながっている親に、
このような話をしてもしかたない。(というかはじめから分かっているし)
なんにも知らない親にこのことを話したら動揺するよ。

荒れた学校は親と言う立場でなく、
ほんとうに嫌ほど知っているけれど、
この大人だからだね。教師だからだね。
荒れた学校ではなく、
「子どもと真っ向から向かい合わない大人たちが荒れた学校、家庭を作るんだよ。」

子どもはいつも大人を見ている。
社会を見ている。

大人が自分の価値観をきちんと持ち、
子どもときちんと向き合い、
きちんと目を見て話していくことができた時、
子どもたちの心が開かれていくんだと
私は知っている。

勉強にしても、
ゆとりゆとりと翻弄されて、
本当に必要なことを教えてくれる人がだんだんに少なくなっているんじゃないの。
真剣におこってくれる人がいなくなっているんじゃないの。
親も教師も。

子どもは求めているんだよ。
本気でおこってくれる大人を。
本気で生きている大人を。
本気で自分達のことを考えてくれる人を。

そして、大人は偽善でない本当の愛と心を子どもに向けないと、
その偽善の愛には子どもは見向きもしない。

そのためには、大人は自分を生きて、
自分を愛し、前向きに生きていかなきゃと思う。

ものやお金で、偽善の愛を見せかけることはいくらでもできる今の社会。

この社会で、どれだけ本当の心を持って子どもを愛せるか。

この年になってようやく分かってきた。








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最終更新日  December 16, 2005 07:45:04 AM
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