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テーマ:子育て現在進行形(1980)
カテゴリ:ひとりごと
最近、驚くような事件がいろいろな地域でおこっています。
思春期の子どもを持つ母として、 自分自身の人生を振り返りながら、 思うことがあります。 事件の渦中にいる子どもたち。 子どもたちの世界は急速に荒んできている。 子どもとして子ども時代を生きることができずに、 気がつくと、物とお金に翻弄される。 それは今の世の中「生きる」ということが見えにくい状況だからなのだと思うのです。 自分自身「生きる」という実感なく生きていく訳だから、 realであるかそうでないかの境界も定かでなくなる。 子どもたちと話していると、 「いつも疲れている」ような気がします。 多分、それは私たち親世代の子ども時代から問題になってきていました。 「三無主義、与えられた物しかできない共通一次世代」と。 そして、あたかも学歴社会が悪いかもごとく、競争することも悪いと言われ、 だんだんと「やらなくてよいんだよ。ほうら、何も考えないで楽にそのときそのとき が楽しければいいじゃない。で、楽に物とお金で心を埋めればいいじゃないの」のような、 悪魔のささやきがささやき始められたのです。 その結果、総中流であった日本人の思いが 気がつくと下流社会に流れ出してきたような気がするのです。 子どもが子どもとして生きていくことのできる社会であることが、 豊かな社会だと思っています。成熟した社会であると思います。 そのためには大人は大人の着ぐるみをきていてはだめなのです。 物とお金に翻弄される大人の社会を見て子どもは育ちます。 そして、子どもたちに必要なのは、 学ぶことの素晴らしさ、楽しさ、そして学ぶということは自分を自由にしてくれる、 素晴らしい物だということ。を伝えてくれる大人と出会うこと。 それは親でも学校の教師でも、近所のお兄さんでもmusicianでも作家でもいいのです。 その大人に出会うことのできる社会になってほしい。 社会にしなきゃいけない。 大人がキラキラしていないとだめだとおもいます。 大人が自分をきちんと生きていかなきゃ生けない。 小遣いと物を与える前に、考えなきゃいけないと思うこのごろです。 子どもは携帯電話を持ちたがります。 与えるときに本当に本当に考えたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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