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カテゴリ:ひとりごと
一昨日、今年度の同窓会誌が送られてきた。
(数年前までは年に2回だったのが、今では1回になっている) 大先生を偲ぶという記事で、若先生が思い出を綴ってくださっていた。 先生の写真とともに。 もう少し先生のところで勉強したかったと思うと、 たまらなくなってきた。 今、娘がもうその年齢にさしかかるとき、 やっぱり素敵な出会い。素敵な環境の中で学んでほしいと本当に思う。 そして、できることなら納得のいくまで学んでほしい。 日本では教育費にお金がかかるので子どもが一人でいいとか、 生むのをためらうという話が毎日のように聞こえてくる。 確かにお金はかかる。幼児期には想像ができないほどかかる。 大学受験の頃にはあっという間に桁が超えるよ。 という話も聞こえてくる。 すごく不思議なのだ。 どうして、こんなにお金がかかるんだろうか?って。 諸外国では収入に関係なく、児童手当が18才まで支給されたり、 大学教育はすべて無料だったり。 子どもが自分自身で授業料を返していける制度があったりしているのに、 なぜに、日本では保護者に依存している部分が多いんだろうか。 そして、今ちびの友達のお母さんと話していると不思議なことに出会うことがある。 「男の子だから大学に行ってほしい。だから塾に入れて勉強してもらわなきゃ」とか 「女の子だから別に学校に行かなくてもいいのよ。私は短大に行って、 別に何もいいことなかったから、いかなくても一緒。お金ないからね」とか なんだか自分の親世代のようなことを言っている若いお母さんが少なくなく存在している。 学ぶということや教育の捉え方が私と全く違うんだなと思うと同時に、 子どもの意向という物が子ども自身の進路に反映されないんだと思うのだ。 そして娘曰く、「模試の時志望大学とか志望学部がどこかかけない子がほとんどだ」とな。 戦後、日本は経済大国になってはみたものの、 目標が定まらないまま、走り続けた結果、 すべてが霧のような、バーチャルな感覚で生きる若者が増えてしまったのかもと、 心配になる。 そして親たちは昔の自分たちが生きてきたままの社会が 続くとでも思っているのだろうかな? 自分をきちんと生きていかないと、 立っていることすら厳しい世の中になるだろう。 きちんと物事を見つめることのできる子はなんてないことでも、 親から与えられた物をたよりに、何かに頼りながら生きていると (もちろん自分自身では気づかない) 大変なことになるのでは?と思うのだ。 そんなことを思いながら同窓会誌をみていた。 そうしたら驚くことに同窓会費を2040年位までまとめて払っているひと発見。 (私は卒業時に払っただけ、毎回催促のお手紙が着くものだから旦那は2年分だけ納入) 卒業年次から逆算すると、100才までの会費をおさめたのかな? 100才まで生きると宣言して納入したのかと想像して、娘と話をしていた。 あったことのない大先輩。 お名前を覚えてしまった。 ************************* 娘は私の母校に自分自身とても興味のある分野があり、 一度訪ねてみたいそうなのです。 だから、大学を卒業した後の進路にも興味があるし、 どんな人がいるのだろうと思うようです。 夏には連れて行きたい。 できれば秋の学園祭にも連れて行ってあげたいと思う。 子どもが育つにつれて、 自分が懸命に生きた若いころを思い出すことができ、 その瞬間に「子育ては自分育て」だと痛感します。 子どもにお金がかかるだけでなく、 子どもからいただける物もたくさんあります。 本当に自分の子どもに出会えて幸せだと思うこのごろ。 大変もあるけれど、やっぱりそれ以上に素晴らしい毎日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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