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ぼちぼちいこか

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February 24, 2007
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カテゴリ:子ども
このところ・・娘がいろいろと進路の話をする。
というか、うちはだらだらといつまで子どもと話をしている家庭。

そんな家庭になりたくて、
今の全体がまるで一つの家を建ててすんでいるのだけど。

で、娘が言う。

「今年になって、勉強がんばるクラスに変わってから、
ずっと・・できない組(ふたこぶやまの下の方の山にいる)と思っていたの。
けど、よく考えるとテストの度に余分なお土産プリントもいただかないし、
ひょっとしたら・・こんなにテストは悪いけど、赤点じゃないのかも。
大丈夫かな?成績。」

うーん。娘は中学受験する?と聞いても「しなーい」
塾にいくと聞いても「いかなーい。部活忙しいもん」という人だった。
だからある意味、この時代では珍しいくらい勉強に対して無菌培養・・みたいな部分があり、
天然というか、なんというか・・・なお嬢様で、
部活は中学高校とずっと一貫して「ブラバン」
毎日「ぷーぷー」やっている様子。

だか、彼女の中で何かが変わりだしている。
そう、大学にいきたいという気持ち。

だけど、部活も6月の施設の慰問コンサートまではやって行きたいという気持ち。

担任は部活の顧問。
3月の定期演奏会で、引退しろというらしい。
「4年制大学を目指しているのなら・・3月で引退しろ」
というらしい。

私は言う。
「高校の部活は今しかできなよ。
早めに自分で引退しても、他の同じ学年の子たちがぷーぷー練習をしている。
で、現役で行ければ良いけど・・」

「6月までやって、大学も現役で通れば良いんじゃない?」

といってもいきたい所は決まっている。
どこでも言い訳じゃないらしい。
それは・・したい事があるからで、
その事を見つけてくれて、
とりあえず、その方向に進んでみようという事で
がんばるらしい。

で、はじめて○○予備校の英語はいいらしい・・とか、
自分から行ってみようと思う気持ちになったらしい。

あー長かった、自分から何かを学ぼうと思ってくれるまで、
塾とか予備校とか・・やらせようとは思わなかった。

だって、親のために勉強するんじゃないし、
自分自身がしたい目標に向かって勉強する事が一番大切だと思っていたからね。

自分の内面から湧き出てきた学びたいという気持ち。
これは多分・・・14才とか17才とか。
高校受験大学受験の頃にでて来るものなんだろうね。

だから、この時期(15才から20才くらい)に受験というものがあるのだろう。
世界共通で。

そんな事を思うと、
たかだか、10才やそこらで、受験塾に縛られている子どもたちを見ていると、
涙が出てしまう。

子どもが受験したいというから・・ってせいぜい5年生の終わりか6年生くらいにならないと、
自分が中学で何をしたいかなんて見えてこないでしょう。

なのに・・低学年(ちびの所にもDMが来る・・某中学受験用塾から)の1年生から受験を意識させるのは・・何だろう。

なんだか本当に大事なものがかけているような気がする。

何だろう・・。

そうそう、兄貴も最近は勉強を意識し始めて、
読書量が落ちている感じ。
(この人は本の虫ですから・・1年で200冊は読んでいるかもですね)
やはり14才。
これまたそろそろ、単純な記憶刺激にも自分の内側から湧き出る事で
耐えて行く事ができるでしょう。


#ところで、今年の首都圏の中学受験はとても厳しかったらしく、
結果・・公立に進学する子どもたちもいると聞いています。
残念だった子たちも気持ちを変えて、公立でまた新しいお友達と出会い、
是非がんばってほしいと思います。

そして、その周りにいる大人が子どもの様に変な噂を立てないで、
すべての子どもを見守ってあげれるとすてきだと思っています。




生き焦る事はなにもない。
毎日をこつこつと、自分の身の回りにある自然とともに、
協調して生きて行く事。
そして、自然の大地の生き様を自分の感性で読み取れる様になってさえいれば、
あとは・・いつか自分の道を探し当てる事ができるのだと、
本当に思います。

親はその傍らにいて、子どもを深い愛情で包み見守る事。
決して要領よく生きる事だけを、教えない。
遠回りをしてでも物事の本質を教える事。
地に足をつけて、じっくり歩く事、待つ事、耐える事を教える事。
これが一番大事だと、最近強く感じています。






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最終更新日  February 24, 2007 04:47:56 PM
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