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テーマ:子育て現在進行形(1980)
カテゴリ:子ども
少し前にもこんなことを書いたのだけど、
待つ これは子育てに重要なこと。 このところ、予備校や塾の合格者の特集号が 折り込み広告に入る。 その中には結構知っている人の名前が載っているのだ。 で思うこと。 「あの合格者特集に載っている人は みんながみんなこの塾に予備校に長くいた人とは限らない」のだ。 中には、5年も6年も通いましたと書いてあるけど、 最後の半年、1年、部活を引退したあとに通っただけの人も多く、 その人自身がここで選んで、集中して学ぼうと思った人も多いのだよね。 だから、惑わされてはいけない。 親がこの塾に入れれば5年後は○○大学だ~とか、 ○○高校だぁ~とか。 何のために学ぶのかということを子ども自身が気付かないと、 いくら親がお金を積んで塾に入れても仕方がないのだ。 と同時に気がつかなくてはいけないのは、 子どもが「自分からすすんで塾に行きたい」と言ったから、 と親が言うことがあるのだけど、 これもくせ者で、子どもは必ず親に特にお母さんに評価してもらいたいから、 親が望むことをまるで自分の意志の様に口に出すのだ。 本当に学ぼうと思うのは・・せいぜい中学生・・早くて小学校の5年生。 (だいたいその子どもの心の発達は±2年位の誤差があるのでその範疇をとらえてもね) わかる訳がないのだ。 とにかく10才まで待ちの子育て。 同時に生活、生きるということ、体で生きるということを感じていかないと、 そのあとの長いか短いかはわからないけど・・人生を生き抜けない。 転ければ痛い。体を動かすと楽しいけどおなかがすく。 汗をかくと気持ちがいい。 でここからが核心。 難しいと言われている大学に入学をきめている人って、 子ども時代公園でよく遊んでいたり、親御さんがよく一緒に外遊びをしていたり、 山歩きハイキングをしている人が多いんだよね。 おもしろいくらい。 そこで思い出した。 先日知り合いの人と話をしていた。 そこにはお嬢さんがいらっしゃるんだけど、 大学生で・・名前は言えないけどとっても難しいと言われている学校にいかれている。 中学受験がそろそろ一般化し始めていて、どうする?って聞いたときに 娘が「私は良いの地元の学校にいく」と公立の学校にいったのね。 で、塾にもいかなかったので、週末いつもおむすびをもって、 近所の山を家族でハイキングしたの。(TDLとかじゃなくお金をかけずに) ただただ汗をかいてみんなで歩いたの。 その娘が今になってあのときが一番楽しかったと言ってその思い出を話してくれるの。と 私はなんだか、涙が出てしまった。 今もうるうるしてしまう。 先日のちびの話じゃないけれど、 習い事ばかりで遊ぶことのできない子どもたち。 この現実を知らないで受験産業に流される親たち。 だいたい、内田先生も親自体が前思春期(中学生)位のまま成長していないと言っているけど、 本当にいろいろなことに惑わされ過ぎ。 私が今感じている待ちの子育て。 ゆっくり生きることの重要性。 次の世代に伝えなきゃ。 そう思いながら、どうすれば伝えていけるのか模索をしているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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