ぼちぼちいこか

今日は母の日。

私は母であり、娘であり・・。

自分の時間の中で母である時間がとても長い。

けど、娘でもあるんだな・・。

母には感謝している。

いつもいつも心配しているんだろうなって思う。

戻れるのなら、あの昭和30年代の香りが残る、
大阪の下町のあの長屋の頃に、
アパートの頃に戻りたいと思う。

あの頃に戻って、
ずっと子どものままで、
母の元で暮らしていくことができたら、
良いのかもしれない。
娘としての自分は、
時々そんなことを思う。

あの当時の大阪駅前はまだ戦後の感覚で、
バラックがたくさんたっていて、
不思議な空間だった。
テレビは・・白黒で、
片隅に「カラー放送」と書かれていて、
なぜにカラー放送なのに白黒なんだろう？と思っていた幼い頃。

そんな時代に戻って、ただただ親からの庇護のもと日々を暮らしていけるのなら、
それは幸せなのかな？

自分ということにも気付かず、
ただただ子どもとして生きていく。

そんなことある訳ないけど、
もし、それが可能だったら・・幸せなのかな？

いつも自問自答している。

答えは違う。

自我が確立した今、
親である自分自身・・次の世代を育てなきゃ。
自分の子どもの母になることが、
次の世代を育てることが、
私の幸せ。

自分が生んだ子どもたちのとの毎日は、
楽しいし、大変。
だけど、すべてが幸せなのだ。
そして、自分の子どもだけでなく、
いろいろな子どもたちが成長していく姿は本当に頼もしい。
だから、学校の役員をうけるのも、
自分の子どもだけがいとおしいからではなく、
みんながいとおしいからなのだ。

私は毎日が母の日で、
いつもいつも母には両親には感謝している。
ありがとう・・。

何にもできないけど、
自分の子どもたち、
次の世代をちゃんと育てていくことにまいにち奔走している私。

娘になりきれない私だけど、
いつもいつも感謝しています。

本当にありがとう。