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テーマ:子育て現在進行形(1980)
カテゴリ:子ども
自分の子どもだけでなく、
色々な子どもを見ていると、 「自分よりできないことを周りから見つけてきて、 それで自分が下ではないと安心する」傾向が強い様な気がします。 息子との話の中で こんなことがありました。 彼は社会が苦手・・苦手意識が強いです。 夢の彼方に逃避する日も少なくなく、 昨日も・・やばかったらしいです。 そこで、定期的に新聞の切り抜き・・が宿題に出ているのですが、 「まあ、いいや一回くらい。眠くて面倒だから・・・」 「どうせ他に宿題なんてしないやつもいるんだから・・いいんだ」 とか自分の中で勝手になんだか逃げ道を造っている。 私がいつも気になるのは・・「どうせしないやつもいるんだから・・・」という点。 部活についても、「どうせ朝練は来ないやつもいるから・・」と逃げ道を作り、 お休みをしてしまいます。 必ず比較対象は、自分よりできない・・ってこと。 でもって、その相手はその部分はさぼっているかもしれないけど、 他の頑張っているかもしれない部分には目を向けない。 相手が必ず自分より・・できてない・・だからいいんだ。と納得させる訳です。 二極分化が進むというか・・ 私は学力だけでなく、体力や生きる力、 生活すべてに置いて、底辺が少しずつ下がっている気がするのです。 bottom Lineがどんどん下がって行く。 戦後日本の教育の目標は「底を上げる」ことにありました。 今はその反対。 公立高校の受験競争率が、3倍にも4倍にもなる様に、 そして反対には、定員割れの学校が出て来るような教育行政をしているわが県。 それって、底辺をどんどん下げているんだよね。 現代を生きる子どもたち。 その子どもたちは底辺にどんどん押しやられていることにも、 気付かない・・私はそういう感覚をうけてしまう。 自分自身もきっと気持ちが下がってきているのかもしれない。 大人自身も考えなきゃいけない。 比較することから考えることをはじめるのではなく、 自分の中から物事を考えよう。 そのことをいつも思いながら、 ふつーの生活を送っているのです。 下を向いて生きるのではなく、 前を向いていきてほしい。 そして、生きるということ、 自分が存在をしていることを確認しながら 前を向いていきて行かなくちゃいけない。 大人は子どもに生きるときの立ち位置を なにげに少しずつ教えてあげなきゃ。 ある程度の立ち位置がわかったときに、 そぉーっと手を離す。 この微妙なタイミングが重要だと、 心から思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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