ぼちぼちいこか

大学全入時代なんだなぁと思うこのごろ。

娘の友人はほとんど進路が決まっている。
まあ、女の子ということと、私学なので指定校推薦も多いからということもありだけど。
それなりにがんばるって気持ちをもっているコたちもいるけどね。

昨日センターリサーチをいただいた娘は友人に
「行ける所に行けば良いじゃん」って言われちゃったと。

そうかもしれない。
首都圏で生活していると、
どこでもいいから・・言ってしまえば、
自宅から通える範囲でいくらでも大学と名のつく所はあるしね。

そんな話をしていると、
大学生の学力不足の話が色々な所から聞こえる
「漢字が書けない大学生」
「分数の計算ができない大学生」
学力なんていらないの？
何かを学ぶという喜びはどこにいってしまったの？

何ものぞまなくても
何もかもあるような気がするこの時代。
幸せは何なのかわからない。
物でこころは埋めれないのに、
物さえあれば・・という感じがするこの時代。

18才を見ているとこんな感じですむけれど、
ちびの周りを見ていると、
もう、6才の頃から「お金で友人関係」を作ろうとする子どもたち。
いつも自分が中心で自分のグループ以外は受け入れない姿勢の子どもたち。
その中で強い子どもにたたかれないように
必死で自分を作って生きている子どもたち。

一人一人はいい子なのにね・・なんでクラスでは乱暴なんだろうって・・
それって中学生も同じだよ。
もう、１年生からこの調子？どうなるの？



娘にはいう。
何がしたいのか、どれだけの努力をするのか。
だめだったとき次のことはどう考えるのか。
問題を先送りしても何も解決しない。
一つ一つきちんと整理をして、
自分の道を付けて行かなければいけないのだと。
今はとにかく・・逃げ道は作らない。
自分の信じる方向に進んで行くのだと、
母は毎日10分20分と話をするくらいしかできないのだ。

女の子だからという逃げ道も、
楽になりたいという逃げ道も
なくはないけど・・それで自分はどうやって今の気持ちに折り合いを付けるのか。

苦あれば楽有り・・
苦労は買ってでもしろ・・そんな言葉死滅してしまったんだね・・。
けど私は苦しんだ分だけ、
苦労した分だけ、必ず自分の道が開けると信じている。
娘だけでなく、
みんながんばって欲しい。