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カテゴリ:子ども
たまたまおじゃましたサイトで、
中学受験に対して親子で悩んでいるんだろうと思う記事にめぐり合いました。 残念だけど・・ 人生10年やそこらしか生きていない子どもに、 何がいいのかなんて結論は見出せない。 やっぱりそばにいる親がきちんと立たないといけないと思う。 でもって、私立中学に行って高校受験からは解放されて、 大学もうまい具合に推薦で決まったとしても、 そこから先が人生の本番で、 急に親から手を放させる子どもはたまったものじゃない。 大学まで持てばよいけど、 中学に入ってから、空っぽになってしまう子どもも、 年々増加しているし、 いざ入学したものの、また違う高校に行きたいと思いだしてしまう子どももたくさんいる。 そんな子どもたちをたくさんたくさん見てきて、 いったい何のために悩んでいるのか。 はっきり言って、受験産業に翻弄されるのはやめよう。 そんなことばかり思ってしまう。 その家庭、その子が持っている素養、 生きるということをどうとらえるか・・といった部分が育っていなければ、 いけない・・。 偏差値教育は駄目だと言いつつも、 その小さな価値観と、 産業としての教育が 子どもたちを 親をあおっている。 あおられているんだよ。 残念だけど、 生きるということを真剣に考えなくても、 生きていけるこの時代の中、 大人が育っていないというか、 育つ時間をいただくことができなかったのかもしれないね。 自分の子どもが、自分の家族が大切なのはわかる。 けど、それだけじゃない。 社会が育たないとだめ。 私利私欲を求める教育を 大人が求めてはいけないと私は思うのだ。 大学の初めての定期試験で毎日のように図書館閉館まで 大学の残る娘。 大学に入ってからが本番なんだよ。 それまでにエネルギーを使い果たしてどうするんだよ・・と思う。 今の中学受験で心身ともに疲れてしまっている親子の姿を見るたびに、 そう思うのだ。 娘の周りにはたくさんの中高一貫、 中学受験をして高校に行き、要領よく生きてきた学生がいて、 びっくりするほど、物事を知らないという(娘だってまだまだお尻が青い) 仕方がないよね。 娘が部活だ、何だと、子ども時代を過ごしてきた時に、 塾で毎日毎日勉強(この勉強は学びじゃない)をしてきたのだから。 ソーシャルスキルなんて育つわけがないよね。 中学受験がすべて悪であるとは思わない。 だけど、追いつめられて、それがすべての価値観だと、 受験産業の言葉に惑わされないことが一番大切だと思う。 だって、中学に入学して以降の人生のほうが大切なんだからね。 中学に入学してドロップアウトしてしまった子どもたちの心の傷は 計り知れないほどに深いということを 親は心していかなきゃいけない。 母艦である親の姿勢が一番大切だと本当に思うこのごろ。 人間になるために社会の中できちんと生きていこう。 当たり前のことが当たり前の生活がきちんとできることが とても大事なんだよ・・ おかあさん・・悩まなくてもいい。 大きな息をして、もっともっと子どもを受け入れてあげよう。 ドンとかまえて・・中学に入ってからの本当の子育てが始まるんだからね。 :::::::::::::::::::::::::::::::::: なんて・・話をちびの周りのお母さんにしても、 全然受け入れてもらえないんですよね。 受験産業のいうことが一番いいようなことを言っているわけで。 だけどね、よく考えようね。 大学に入学して、 塾講師のバイトをして、 そのまま塾に就職している若者が この不況のなか多いわけで、 公立学校の先生よりもある意味狭い世界の中で生きているわけですよ。 (そうじゃない塾の先生もいますけどね。) その価値観の中で大丈夫?って思うです。 勉強なんて、親から言われてもしないです。 自分自身はどうだったかを考えれば簡単。 子どもから内在的に湧き出てくるものを育ててあげれる。 そんな大人に、社会にならなきゃだめだと思うわけです。 そのために当たり前だけど、 本は読まなきゃだめに決まっている。 そんなことも受験産業さんから教えていただくこのご時世。 国立大学の文学部を卒業した友人がいう。 「読み聞かせっていやなんだ」 「だって、なんで聞かされないといけないんの、 本は自分で読むものなんだよ」と。 確かにそうなんだよ。 読みたい本を自分で読む。 それでいい。 読み聞かせじゃなくて、 大きくなったら、朗読を聞くんじゃないのかな? 当たり前のことを当たり前に感じようよ。 そんなことをいう私も世間からずれているんだろう~。 悲しいけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
July 28, 2009 03:54:02 PM
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