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カテゴリ:健康と症状
地震と放射漏れのせいか、
あちらこちらで非常食の買いだめ現象が起きている。 レトルト食品のみならず、 棚から減らないハズの栄養補助食品のカロリーメイトも コンビニで売り切れ状態。 カロリーメイトはもともと非常食なので、 こんなときに良く売れる。 しかし、 非常食は糖質(炭水化物)や脂肪が中心になっているような気がする。 忘れてないだろうか? 人間が生きていくために必要な三大栄養素を・・・。 炭水化物(糖質)=カーボハイドレイド、 脂肪(脂質)=ファット、 たんぱく質(アミノ酸)=プロテイン。 もう何度もブログのネタにしてきたが、 たんぱく質=プロテインは誤解されている。 プロテイン=筋肉モリモリになるけど、 コラーゲン=お肌がプルプルになる。 これ、両方同じである。(くどいようだけど・・・) アミノ酸の結合状態によって呼び名があるだけで、 B.C.A.A.(ブランチド・チェーン・アミノ・アシッド=分岐鎖アミノ酸)とか、ペプチドとか、コラーゲンと呼んでいるに過ぎない。 これらが体内で吸収されるには、 胃で分解酵素でアミノ酸に分解されてから腸で吸収される。 コラーゲンを呑んだからといって お肌だけがプルプルになるわけではない。 お肌(皮膚)や筋肉の他に毛髪、爪、内臓、細胞に至るまで、 様々な材料になる栄養素といえる。 しかも、 炭水化物や脂質に比べて カロリーも低くて吸収に時間がかかるから減量やダイエットにも注目されている。 女性に起こる貧血もたんぱく質不足(血液内で鉄を運ぶ運搬たんぱく質)が多く、 HDL(善玉コレステロール)もたんぱく質の比重が重要だ。 だから、 生きていくために摂取しなくてはならない 重要な栄養素というわけだ。 しかし、 日本人の多くはプロテインを誤解している。 プロテイン=プロテインパウダー=筋肉が付く。 と、ステロイド(筋肉増強剤=たんぱく質同化ホルモン)と勘違いしている。 飲んだだけで 筋肉モリモリになるわけ無いだろう! そんな簡単に筋肉は発達しない。 逆に、 飲んだだけでお肌プルプルというわけでもない。(ビタミンBなど補酵素も必要) 良質のプロテインパウダーは スプーン1杯でステーキ100g分に匹敵するたんぱく質が補給できる。 1日に必要なたんぱく質の摂取量は体重1kgに対して1gくらいでも良いが、 運動などで激しく消費する人では1kg=2g~3g必要といわれている。 最近の研究では、 中高年の人こそ、体内たんぱく質レベルが長く維持できないので 多く摂った方が良いとされているようだ。 毎回の食事でステーキや卵でたんぱく質を補給するのは大変だ。 ボクは運動頻度も高く体重70kgなので、 1日に約140g以上のたんぱく質を採るべきなのだが、 一度に140g摂ったとしても多くの量を吸収することができないので、 1回40gで一日数回に分けて摂るようにしている。 そんなときにこそ、 プロテイン・パウダーがサプリメント(栄養補助食品)として有効で 経済的で手頃に採れるのでとても便利だ。 最近では摂取方法にも諸説があり、 即吸収typeと時間をかけて吸収されるtypeがあり、 用途や時間によってプロテインの種類を変えたり、 予め分解してあるアミノ酸で補ったりする。 そんな訳で、 今日は3kgの大型プロテインをゲットした。 多くの人の誤解や勘違いのおかげで、 プロテイン・パウダーはどこでも普通に在庫があった。 非常食にこそプロテインだと思うけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 17, 2011 11:33:30 AM
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