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柴田淳さんの話多すぎブログ ~僕はここにいます。~

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2007年11月02日
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こんにちは。おやすみなさい。ってできん。。

眠い。その訳はこの後に書くとして、、、

さて! 明日の映画祭は10時スタートです。僕は11時から上映です。時間が空いてる方は良かったら来ておくれやっしゃ。
来られる方で全作品を見ると投票する権利が得られるそうですが、なんと朝10時から夕方の5時までだそうなので無理ですから、各自ご自由に帰ってくださいませ。僕は9時30から集合するそうで、打ち上げパーティーの夜7時30までいるという長丁場になります。

寝そうで怖いです(いやマジで)

上映後、すぐに5分間だけ監督のスピーチがあるみたいなので、そこは見なくて帰ってください。お願いですから物を投げないでください!! トコロテンとか生卵とか。

あと、上映中はとりあえず目薬とコショウを用意するので、僕が「ばっくしょい!!!」と大げさなくしゃみをしたら全員で

すすり泣き。

よろしく!!(嘘) バカ殿のおばちゃん笑いぐらいに同時に。ごめん嘘。
あと僕がチラッと画面に出るけどそこはしっかりと目をつぶって。

柴田淳さんの歌だけ聞いたらそれでよし!

さて、場所は
阪急宝塚の今津線「宝塚南口」下車すぐです。 宝塚じゃないですよ! ”宝塚南口”という一つ手前の駅。
阪急梅田・JR大阪より所要時間約1時間だそうな。

国際文化センター(サンビオラ1番館3階)
ここっす

はい。宣伝はここまでっす。

でもって昨日、寝ようとしてテレビのリモコンのスイッチをオフにしようとしたら、
ただ淡々と中国の子供の授業シーンが流れていた。

「なんじゃこれ?」と思って、寝る気満々だったのにリモコンを持ったまま立って見ていた。
その時点では、これが映画だとは知らなかった。

「あの子を探して」という映画。

決して裕福ではない超田舎で、小学生の高学年っぽい子供が低学年の子供の授業を教えてる。
後から全て知ったんだけど、全員素人。全て実名。監督はあのチャン・イーモウ監督。
「初恋のきた道」の監督です。
しかもこの作品はベネチア国際映画祭で金獅子を受賞した作品だった。

最後まで見終わって、賞を獲ったと知って「あー。そりゃなるわな」と思ったぐらいだった。
「母をたずねて3千里」の奮闘記に似てるし、絶賛はしないけど完成度は物凄く高かった。
観客の感情移入のコントロールは最高だと思う。何故なら、

なにせ主人公の女の子が超憎たらしい(笑)

この先生は超わがまま。主人公なのに見栄えもしない。芯がしっかりしてるというか、ちゃっかりしてるというか。お金。お金。お金! 全ての関わりがお金。中国の貧富の格差事情を女の子を通して監督が言いたいことをとして伝えている。本当、腹が立つほどワガママ!(この時点ですっかり感情コントロールされてる)

またプロがプロの演技をするのじゃなくて、素人が自分自身のいつもの事をやってるだけだもの。
セリフも監督が「自分だったらどうするか?」を考えさせてやったそうな。
かなうわけがない。 また他のキャストも出てくる人全員が本職だって。

ドキュメンタリー映画を本人が再現している状態?
録画しようと思ったけど最後まで見たくて終わったのが朝の4時5分。
http://www.sonypictures.jp/archive/movie/anoko/

映画に問題提議もしてるし、感情の表現はばっちりだし、考えもさせられるという。
上手いなぁと思った。

秋の夜長にはぴったりな映画でした。最初からまた見てみたいです。

多分ベネチアで観た人はすっかり感情コントロールされて絶賛しちゃったんだと思います。
僕はそんなことありませんよ。そんなこと。。。。
主人公の女の子は超わがまますぎやって!(怒)
自分もこの作品に入れると思うなぁ。

ちっ。ど素人が。。。 上手すぎるねん。

他の方の評価も見たけど、やはり高い作品でした。ドキュメント作品風映画は、真実と見てしまって多少の素人臭さの演技もそれが真実なんだからと減点ポイントとしてなくなる。幼稚園の学芸会に「そこは違うって!」と指摘しないように、まるで自分が親になったかのように応援し感動してしまう。

イーモウ監督はその人の引き出しを上手く引き出せるプロです。
ただ、その監督自身から「顔も不細工だし、スタイルも悪い」とやはり酷評されてたそうな(^^;

この先生役の女の子はどれだけハウス名作劇場っぽいヒロインなんでしょう。

そんな先生役(ウェイ・ミンジー)の現在はというと、、、

米国で監督デビューしたと報じたそうな。

もともと監督志望で、監督科入学試験を受けたが、やはり素人抜群の雰囲気で面接の時に落とされる。ここでもかいな。

それでも彼女はあきらめずに他の学校の脚本監督科に入学。その後、米国籍の中国人博士に見出され、米ブリガムヤング大学メディアテレビ科に留学。学費全額免除の成績優秀学生に選ばれた。

卒業後、スポンサーを見つけたウェイは、自らが初監督&主演の映画「母親的心願」を制作。「貧しい生活を送る子供たち」の生活を題材にした映画を撮りたくて監督になったという彼女らしく、出演する役者にすべて素人の一般人を起用。真実の姿を撮ることにこだわりを見せている。だとさ。

なんだ本当の話の方が泣けるじゃないか!!
「事実は小説よりも奇なり。ってやつですな」

以上「あの子を探して」の感想でした。 レンタルショップでこの子(DVD)を探してみるがいいよ!

本日ノ格言:「いつも話が長いねん」





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最終更新日  2007年11月02日 15時37分21秒
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