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こんにちは。 昨日いきなり出張行っました。悲惨でした。
さて、語っちゃいますよ。 演劇集団キャラメルボックス。今公演しているのは「トリツカレ男」です。 相変わらずキャラメルボックスはテンポがいい。ヌルい場所が一つもない。鮮麗された演劇を見るのは好きです。それに物語としての感動をくれるんだから有難いっす。 僕が思うにキャラメルは主役とか脇役とかいう観念が元々ないような気がする。全員が主役。全員が個性。だから物語の主人公ばかりに目をとらわれることなく、色んな人の気持ちになれる。そこに自分の言えなかったことを役者が言ってくれるという、代弁者のような気持ちになれるのでは? と思った。 ところが素人の演劇は主役が全てみたいになってしまっていて、お膳立てをするため脇役がおり、そして自分が脇役に徹するような考え方がある。でも徹するとは控えめな演技のことではない。そんな演劇なんてたった一人の主人公だけに共感しなさい。と言わんばかりで自由度がない。 そう。色んな演者から演劇の中で生き方のヒントを見出してもそれはアリだと思う。舞台をフルに使って一生懸命に物語をその場所に生まれさせ、あたかもそこに生きて住んでいたかのごとく個性の人生を投射し、いつの間にか感動を分かち合えている。 他に感動の表現でお笑いの演劇とかもありますよね。でもつまらないのに「シュール」とか使うのもどうかと思います。それはシュールじゃなくて「つまらない」と言うのですよと。 さて、話は戻って「トリツカレ男」の物語はというと、色んな物事にすぐトリツカレてしまう男の物語。そしてまた器用なものだからなんでも上手になってしまう。そんな男が今までなかった恋愛にトリツカレてしまうという展開になっていくのだけど、えぇ泣かせます。 「演劇集団キャラメルボックス」 http://www.caramelbox.com/ ってここにあまり書き込みすぎると、加藤さんがハヤテのごとくと足あとを残して去っていくから(笑&前に足あとがありました) そんな小田和正さんも観にこられた「トリツカレ男」25日までとなっております。関東の方は是非~ ちなみに面白いのにシュールな人と言えば、僕はイッセー尾形さんだと思います。人の観察眼がするどい。そして脳内の「面白さの空白の時間」を正確に読み取れるのはあの人です。言葉に間を置いて喋るだけなのに笑いが取れるなんて天才肌なんだと思うっす。 はい。そんなイッセーさんが来春に新春公演をやるそうですよ! チケット発売中っす。誰か行きません? 2008年1月25日(金)~27日(日)シアター・ドラマシティ 会場:梅田芸術劇場 ・25(金) 夜公演 18:00開場 / 19:00開演 ・26(土) 昼公演 14:00開場 / 15:00開演 ・27(日) 昼公演 14:00開場 / 15:00開演 以上、今日は舞台や演劇について熱く語ってみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月20日 14時35分47秒
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